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ドル円、158円回復or155円割れ|バイデン氏大統領選辞退でドル相場に動き出るか(今週のFX予想)2024/7/22

 

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

今日のドル円  テクニカル分析で環境認識(動画の内容 ポイントまとめ)

■ドル円相場の動向
- 不安定な動きが継続、方向感に乏しい展開
- 本日は157円台から156円前半まで下落
- アジア株の軟調推移が円買い要因に

■テクニカル分析
- 週足:13週線が下向きに転じ、上値の重さが際立つ
- RSI:50ライン上だが下向き、上昇圧力の弱まりを示唆
- 日足:ダブルトップ形成後の下落、RSIは50ラインを割り込む

■今週の注目ポイント
- 155円割れか158円回復かが焦点
- 155円割れなら151円~152円が視野に
- 158円回復なら上昇トレンド継続の可能性

■市場環境
- バイデン氏の大統領選撤退でトランプ氏の返り咲き可能性上昇
- トランプ氏の政策はドル高方向と見られるが、影響は不透明

■注目イベント
- 25日:米GDP速報値、新規失業保険申請件数
- 25日:G20財務相中央銀行総裁会議(植田日銀総裁の発言に注目)
- 26日:PCEデフレーター

■取引上の留意点
- 当面は155円~158円のレンジ内での動きに注目
- ニューヨーク市場での米株、債券市場の動向がドル相場に影響
- 重要経済指標発表まで方向感が出にくい可能性

総じて、ドル円相場は不安定な動きが続く中、155円と158円が当面の重要な節目となっています。政治情勢や経済指標の影響を見極めつつ、慎重な取引が求められる一週間となりそうです。

『最新のドル/円相場を解説』

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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