週明け22日の香港市場は続落して始まるか。前週末の米株式市場で、世界的なシステム障害の発生を受けてリスク回避が強まり、ハイテク株が売られた流れを引き継ぎそうだ。米長期金利の上昇も相場の重荷になると予想する。指標となる10年物米国債利回りは17日に4.14%と約4カ月ぶりの水準に低下していたが、19日は前日比0.03%高い4.23%で終えた。
もっとも、売り一巡後は下げ渋る展開がありそうだ。前週末のハンセン指数終値は4月25日以来およそ3カ月ぶりの安値圏だったとあって、自律的反発を狙う買いが入りやすい。業績見通しを受けた個別物色も一定の下支えになるだろう。
同日の香港株の米国預託証券(ADR)は金鉱大手の紫金鉱業集団(02899)、英金融大手のHSBC(00005)、不動産開発の華潤置地(01109)が香港終値を上回った半面、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)が下回って終えた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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