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トルコリラ/円見通し 上値抵抗の4.8円を超えたい!対ドル・対ユーロも解説【知っトク!トルコリラ】2024/7/19

 

知っトクトルコリラ

このレポートでは、トルコリラと日本円との為替レートの動き、トルコリラの見通し、そしてその影響を受ける可能性がある要因について詳しく解説します。

執筆:株式会社外為どっとコム総合研究所 宇栄原宗平

X(Twitter): https://twitter.com/gaitamesk_ueha

動画でチャートを解説

4.8円台への回復が焦点、トルコリラ/円での取引が比較的取り組みやすい状況では

• トルコリラ/円相場の現状
  - 4.8円台への回復が焦点
  - 直近は4.9円から5円の間で上値が重い
  - やや反落傾向にある
  - 短期的には売り圧力が強まっている
  - 3月以降の上昇トレンドは維持

• テクニカル分析
  - 移動平均線:10日線と20日線がデッドクロス
  - 82日線は上向き状態を維持
  - RSIは30付近まで下落し、反発するかが注目点

• 重要な価格レベル
  - 4.8円:過去に上値抵抗や下値支持となった重要なポイント
  - この水準を突破できれば、上昇傾向が強まる可能性

• トルコ中央銀行の金融政策
  - 7月23日に政策金利発表予定
  - 市場は据え置きを予想
  - トルコ中銀総裁が早期利下げ観測を否定したことから現在の高金利維持が見込まれる

• 政策決定の影響
  - リラの動向に大きな影響を与える可能性は低い
  - ただし、切り返しの動きにつながる可能性はある
  - 引き締め姿勢の維持が焦点

• ドル/トルコリラ相場
  - 上昇傾向が続いている
  - 高値を更新中
  - 33リラ付近(直近高値)が重要な節目

• ユーロ/トルコリラ相場
  - 上昇傾向が続いている
  - 最近やや調整の兆しも見られる
  - 34リラ台から36リラ台まで上昇

• FX投資戦略
  - トルコリラ/円での取引が比較的取り組みやすい状況では
  - 中長期的な視点でのドルコスト平均法が有効
  - スワップ獲得を目指した戦略的な取引も考えられる

• 注意点
  - ドル/トルコリラでのリラ買いは現時点では控えめに
  - ユーロ/トルコリラでも同様に慎重な姿勢が必要

• 今後の展望
  - トルコ中央銀行の政策決定後の値動きに注目
  - 円相場の変動がトルコリラ/円相場に影響を与える可能性
  - 明確な下落トレンドや横ばいの兆候が見られるまでは警戒が必要

• 市場分析のポイント
  - ダブルトップやネックライン割れなどのチャートパターンに注目
  - 陰線の連続や大きな値動きにも要注意

トルコリラ/円 日足チャート

トルコリラ円 日足チャート

ドル/トルコリラ 日足チャート

ドルトルコリラ 日足チャート

ユーロ/トルコリラ 日足チャート

ユーロトルコリラ 日足チャート

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外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

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店頭FX(外国為替保証金取引)における新興国通貨取引のリスクについて
当社取扱通貨のうち、いわゆる新興国通貨に分類されるトルコリラ・南アフリカランドおよびメキシコペソ(MXN)はインターバンク(銀行間為替市場)における流動性が主要国通貨に比べ相対的に低く、経済指標発表のみならず金融政策変更やその他政治的要因、さらには地政学的リスク等の要因による突発的な相場急変動が起こりやすい環境下にございます。また、こうした急変動時には実勢インターバンクレートのスプレッド(BidとAskの差)も平常時に比べ大幅に拡大する傾向にあり、その場合には当社でもやむなく提示スプレッドを一時的に拡大することがございます。あわせて、相場状況により「ダイレクトカバーの対象となる注文」の基準Lot数(最低数量)を一時的に変更する場合がございますので、あらかじめご承知おきくださいますようお願いいたします。これら新興国通貨のお取引、およびこれらを対象とするキャンペーンへのご参加に際しては、以上につきあらかじめご留意のうえ、ポジション保有時、特に法人会員様の高レバレッジ取引における口座管理には十分ご注意くださいますようお願い申し上げます。以上の新興国通貨それぞれのリスク、および直近時点でのリスクレポートにつきましては、こちらのページをご参照願います。
新興国通貨が高金利である理由について
新興国に分類される国々は概して政治リスクや財政リスクが先進国よりも高く、したがってその経済的信用度は相対的に低い水準にあります。こうした条件下では海外投資家の資金を呼び寄せられず、経済発展の支障となるため、金利を上げたり税金を安くしたりすることで、信用度の低さを補いうる投資環境を構築しようとします。そのため新興国通貨は一般に先進国通貨よりも高金利となる傾向にありますが、前述したように各種リスクが高い水準にあることから、長期的には先進国通貨に比べて価値が下がる(=通貨が下落する)条件を備えているともいえます。
 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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