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ペソ円、短期上昇は継続中!米大統領選報道で一時下落も…【知っトク!メキシコペソ】2024/7/16

 

このレポートでは、メキシコペソとアメリカ経済や日本円との為替レートの動き、メキシコペソの見通し、そしてその影響を受ける可能性がある要因について詳しく解説します。

執筆:株式会社外為どっとコム総合研究所 宇栄原宗平

動画でチャートを解説

13週移動平均線が上値を抑えているが、上昇基調に変わりない

■メキシコペソ円の現状
- 先週は一時9円台に乗せたものの、上値が重く8円台に押し戻された
- ただし、安値を切り上げつつ陽線で終えており、底堅い動きが継続

■テクニカル分析
- 週足チャートでは13週移動平均線が上値を抑えているが、上昇基調に変わりない
- 日足では10日、20日線が上向きを維持しており、短期的な上昇トレンドが続く

■今後の見通し
- 13週移動平均線を上抜けられれば、9円台への回復が期待できる
- 9.40円前後が次の上値目標となるとみられる

■注目点
- 特に重要なイベントは控えていないが、ドル円やリスク資産の動向に注目
- 中長期的にはスワップ収入を狙うドルコスト平均法などの戦略が有効

■総括
- メキシコペソ円は上昇トレンドが続いており、9円台への回復が期待される
- 短期的な買い目線を維持しつつ、戦略的な取り組みが適切
- 外部環境の変化にも十分注意を払う必要がある

総じて、メキシコペソ円は底堅い動きを維持しており、引き続き9円台への回復が期待される展開となっています。短期的な買い目線を基本としつつ、中長期的な視点でのスワップポイント狙いが有効と分析されています。

メキシコペソ/円 日足チャート

メキシコペソ円 日足

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お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信

外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

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店頭FX(外国為替保証金取引)における新興国通貨取引のリスクについて
当社取扱通貨のうち、いわゆる新興国通貨に分類されるトルコリラ・南アフリカランドおよびメキシコペソ(MXN)はインターバンク(銀行間為替市場)における流動性が主要国通貨に比べ相対的に低く、経済指標発表のみならず金融政策変更やその他政治的要因、さらには地政学的リスク等の要因による突発的な相場急変動が起こりやすい環境下にございます。また、こうした急変動時には実勢インターバンクレートのスプレッド(BidとAskの差)も平常時に比べ大幅に拡大する傾向にあり、その場合には当社でもやむなく提示スプレッドを一時的に拡大することがございます。あわせて、相場状況により「ダイレクトカバーの対象となる注文」の基準Lot数(最低数量)を一時的に変更する場合がございますので、あらかじめご承知おきくださいますようお願いいたします。これら新興国通貨のお取引、およびこれらを対象とするキャンペーンへのご参加に際しては、以上につきあらかじめご留意のうえ、ポジション保有時、特に法人会員様の高レバレッジ取引における口座管理には十分ご注意くださいますようお願い申し上げます。以上の新興国通貨それぞれのリスク、および直近時点でのリスクレポートにつきましては、こちらのページをご参照願います。
新興国通貨が高金利である理由について
新興国に分類される国々は概して政治リスクや財政リスクが先進国よりも高く、したがってその経済的信用度は相対的に低い水準にあります。こうした条件下では海外投資家の資金を呼び寄せられず、経済発展の支障となるため、金利を上げたり税金を安くしたりすることで、信用度の低さを補いうる投資環境を構築しようとします。そのため新興国通貨は一般に先進国通貨よりも高金利となる傾向にありますが、前述したように各種リスクが高い水準にあることから、長期的には先進国通貨に比べて価値が下がる(=通貨が下落する)条件を備えているともいえます。
 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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