読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ドル円午前の為替予想、米国の金融政策と大統領選を巡る思惑で不安定な動き 2024/7/16


午前の為替予想は… 158円台前半 米国の金融政策と大統領選を巡る思惑で不安定な動き

作成日時 :2024年7月16日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

157.000-159.000円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は終値ベースで約0.2%上昇。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、最近のデータによってインフレ抑制に自信を深めたとの認識を示したことで157.15円前後まで急落する場面もあったが、その後は約1円切り返して158.13円前後で取引を終えた。パウエル議長の発言を受けてFRBの利下げが近いとの観測が高まったものの、トランプ氏が大統領に返り咲けば財政拡大は避けられないとの思惑から米長期金利は上昇。日本政府・日銀による円買い介入への警戒感も相まって、ドル/円の値動きは不安定だった。米利下げについては、金利先物市場において「年内2回」よりも「年内3回」の見方が優勢になりつつある。本日のNY市場で発表される米6月小売売上高の結果も、市場の利下げ観測を左右することになりそうだ。他方、銃撃事件を追い風に変えたトランプ氏が11月の大統領選で勝利するとの見方が強まっており、米株式市場ではエネルギー株などが上昇する「トランプ・トレード」と見られる動きが出ている。一方で為替市場の「トランプ・トレード」は、ドル買いとの見方がやや多い模様だが、まだ完全に定まり切れていないようだ。こうした中で、ドル/円は本日も不安定な値動きが続く公算が大きい。

今朝 最新のドル/円チャート

ドル円 最新の為替チャート・FXチャート

レポートの本編は「外為どっとコムレポート」でチェック

「外為どっとコムトゥデイ 」記事一覧

 
kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。