【週間イベント】
4地域の今後１週間のスケジュールをお届けします。
執筆・監修：株式会社外為どっとコム総合研究所 研究員 宇栄原宗平
目次
▼アジア・オセアニア（日本・中国・豪州・NZ）
NZ中銀の利下げ時期を占うCPI
▼新興国（トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール）
南ア中銀、政策金利発表
北米（米国・カナダ）
重要イベント
7/15☆パウエルFRB議長講演
7/15◎デイリー米サンフランシスコ連銀総裁講演
7/15◎ゴールドマン・サックス4-6月期決算
7/16☆米6月小売売上高
7/16◎クーグラーFRB理事講演
7/16◎バンク・オブ・アメリカ4-6月期決算
7/16◎モルガン・スタンレー4-6月期決算
7/17◎米6月住宅着工件数
7/17☆米6月鉱工業生産
7/17◎米地区連銀経済報告（ベージュブック）
7/17◎バーキン米リッチモンド連銀総裁講演
7/18☆米新規失業保険申請件数
7/18◎デイリー米サンフランシスコ連銀総裁講演
7/18◎ボウマンFRB理事講演
7/18◎ネットフリックス4-6月期決算
7/19◎ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁講演
7/19◎ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
15日に米連邦準備制度理事会（FRB）のパウエル議長による講演が予定されています。予想以上に鈍化を示した米6月消費者物価指数（CPI）の結果を踏まえて今後の利下げについて言及があるが注目です。また、16日には米6月小売売上高が発表されます。
北米のイベント
欧州（ユーロ圏・英国）
重要イベント
7/15◎ユーロ圏5月鉱工業生産
7/16◎ユーロ圏7月ZEW景況感調査
7/16☆独7月ZEW景況感調査
7/17☆英6月消費者物価指数
7/17◎ユーロ圏6月消費者物価指数・改定値
7/18☆英6月雇用統計
7/18☆ECB政策金利
7/18☆ラガルドECB総裁記者会見
7/19◎英6月小売売上高
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
18日の欧州中銀（ECB）理事会では政策金利を据え置くことが確実視されています。今後の利下げを巡り声明やラガルド総裁の記者会見に関心が寄せられます。なお、市場は9月会合での追加利下げを予想しています。
欧州のイベント
アジア・オセアニア（日本・中国・豪州・NZ）
重要イベント
7/15☆中国4-6月期GDP
7/15☆中国6月小売売上高
7/15☆中国6月鉱工業生産
7/17☆NZ4-6月期消費者物価指数
7/17◎日銀国債買い入れオペ
7/18◎日本6月貿易収支
7/18☆豪6月雇用統計
7/19◎日本6月消費者物価指数
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
今月10日のNZ中銀（RBNZ）理事会を受けて、市場では、RBNZの利下げが早ければ8月会合で実施されるとの見方に傾きつつあります。そうした中で、17日のNZ4-6月CPIの結果が最重要となるでしょう。
アジア・オセアニアのイベント
新興国（トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール）
重要イベント
7/17◎南ア5月小売売上高
7/18☆南ア中銀政策金利
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
18日に南ア中銀が政策金利を発表します。6月CPIが前年比+5.2％と高止まりを示す結果となったことから、市場では政策金利を8.25％に据え置くと予想されています。
新興国のイベント
お知らせ：FX初心者向けに12時からライブ解説を配信
外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。
外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員宇栄原 宗平（うえはら・しゅうへい）
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月（株）外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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