ドル円予想「調整下げの動き。“ドル強気”は変わらず。」FXチャート分析 2024/7/12

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【ドル/円】調整下げの動き。“ドル強気”は変わらず。155.50以下で終えた場合はトレンドが変化。

直近の日足は日銀介入の噂で大陰線の出現となり、この足が159.50-60の抵抗を下抜けており、下値リスクがやや高い状態にあります。一方で、5/3に付けた151.87を基点とするサポートラインが157.70-80に位置しており、これを実体ベースで守っていることや、昨年12月に付けた140.25を基点とする中期的なサポートラインが156円台に位置しており、これらをしっかり下抜けて終えない限り、トレンドは大きく変化しません。一方で、上値も、これまでの下値抵抗ポイントであった159.50-60，160.30-40が上値抵抗として働いた状態にあり、これらを上抜けて終えるまでは下値リスクを残した状態です。

急落した相場でも3日で落ち着く傾向にあり、来週初のうちに一旦ドルが底打ちする可能性も高いと見ています。但し、週足の下値抵抗が155円台半ばにありますが、これを割り込んで越週した場合は、短期トレンドが“ドル弱気”に変化して、151～152円方向への新たな下落リスクが生じます。逆に160円台を回復して越週すれば下値リスクがやや後退、161円台に乗せて終えるか。日足が161.80-90の抵抗を上抜けて終えれば“ドル強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなります。

ドル買いは様子見か、155.80-90までの押し目があれば買い狙い。損切りは155.30で一旦撤退です。ドル売りは159.40-50で軽く戻り売り。損切りは160.00で一旦撤退です。

日足の上値抵抗は159.50-60，160.30-40，161.00-10に、下値抵抗は157.80-90，156.90-00，156.50-60，155.80-90にあります。