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【見通し】今日の株式見通し-軟調か 米半導体株安や急速な円高進行が重荷

東京市場は軟調か。米国株はまちまち。ダウ平均が上昇し、S&P500とナスダックが下落した。ダウ平均は32ドル高の39753ドルで取引を終えた。市場予想を下回る6月消費者物価指数(CPI)を受けて、10年債利回りが大きく低下。これを受けて不動産株などには買いが入ったものの、半導体株などハイテク系のグロース株は利益確定売りに押された。エヌビディアは5%を超える下落となっている。

 米金利低下を受けてドル円は円高(ドル安)に振れており、足元では159円10銭近辺で推移している。発表直後には157円台に突入する場面もあり、振れ幅の大きさから為替介入を指摘する見方もある。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて810円安の41560円、ドル建てが765円安の41605円で取引を終えた。

 米長期金利の低下に対して、エヌビディアなどの主力グロース株が売りで反応してS&P500やナスダックが下落したこと、為替のボラティリティが大きくなったことなどから、日本株は大きく水準を切り下げる展開を予想する。日経平均はここまで大きく上昇しているだけに、利益確定売りでも下に値幅は出るだろう。本日、米国では6月生産者物価指数(PPI)の発表があるが、CPIを受けたマーケットの反応から、弱い結果となった場合には、さらに円高が進むとの警戒も強まる。足元の動きが良かった銘柄が売りに押されることで、場中は下押し圧力の強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは41200円-41800円。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ