読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ドル/円、米6月CPIが162円を突破するきっかけとなるか(NY市場の見通し)2024/7/11

 

ドル/円、米6月CPIが162円を突破するきっかけとなるか

欧米時間のドル/円予想レンジ:160.800-162.500円

東京市場のドル/円は、小動きの展開。161.47円前後で下げ渋ると、日本株高を背景に午後には161.70円台まで強含みましたが、今月3日に付けた38年ぶりの高値161.95円前後を前に伸び悩んでいます。

今夜は米6月消費者物価指数(CPI)に注目が集まります。市場予想は前年比+3.1%(前回:+3.3%)と今年1月以来の水準に伸びが鈍化すると見られています。また、食品とエネルギーを除いたコアCPIは前年比+3.4%と前回から横ばいの予想です。これらの結果が予想を下回るとドル売りで反応するでしょう。ただ、米金利先物市場で9月利下げ観測が約8割方織り込まれていることを考えるとドル/円の下落余地は大きくなさそうです。一方、予想を上回った際のインパクトの方が大きくなりそうで、162円台へ上昇するきっかけになる可能性があるでしょう。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、3本の移動平均線が強気のパーフェクトオーダーを維持しており上昇基調が継続していると見れます。10日線を下支えに162円台へ上昇できるか注目です。なお、反落して160円台を割り込んだ際はダブルトップを形成して上値の重い展開となることも考えられるため注意が必要です。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

7/11(木)
21:30☆米6月消費者物価指数
21:30☆米新規失業保険申請件数
24:15 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
26:00 ムサレム米セントルイス連銀総裁講演
26:00 米30年債入札(220億ドル)
27:00 米6月財政収支
※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。