読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

FX「株価低迷、金利低下には政府が乗り出す。人民元は安定。来週は三中全会」人民元見通し

f:id:okinawa-support:20190828090212p:plain

 

総括

FX「株価低迷、金利低下には政府が乗り出す。人民元は安定。来週は三中全会」人民元見通し

(通貨6位、株価18位)

予想レンジ 人民元/円 21.8-22.3

(ポイント)
*人民元は安定。株価低迷、金利低下には政府が乗り出す
*来週の三中全会で景気対策が出るか
*対円では年初来高値更新
*今週は貿易収支、来週はGDPなどの発表
*米下院議長は中国批判
*デフレリスクは消えず
*乗用車販売が3カ月連続減少
*米国経済を中国から切り離すべき(トランプ前大統領高官)
*G7首脳、中国過剰生産に懸念表明
*中国の米国債保有額、2009年ぶりの低水準に

(人民元は安定。株価低迷、金利低下には政府が乗り出す。来週は三中全会)
 人民元は7月はここまで対円で0.54%高、年初来では11.98%高。対ドルでは、それぞれ対円では0.08%高、2.36%安で小動きだ。人民元は対円以外では安定している。株価は依然、低迷。年初来で上海総合指数は1.2%安、香港ハンセン指数は2.49%高。超っ金利も低下継続で2.26%で年初は2.59%。
 中国政府は、株価では中国証券監督管理委員会(証監会)が、空売りの抑制を強化するために新規の証券再貸し付けを停止し、既存の取引については段階的に縮小すると発表した。空売りに対する委託保証金率を最低80%から100%にさらに引き上げる方針を示し、ヘッジファンドはより高い要件が適用されるとした。
債券の利回り低下では、人民銀行が大規模な国債売却に踏み切る可能性を示唆している。

(デフレリスクは消えず)
6月の消費者物価は前年比0.2%の上昇で、5月の0.3%から伸びが鈍化した。予想は0.4%上昇だった。前月比では0.2%下落、予想は0.1%下落。5月は0.1%下落。
生産者物価は前年比0.8%下落。5は1.4%下落、予想は0.8%下落だった。
デフレのリスクは消えておらず、内需は依然低迷している

(今週は6月貿易収支の発表)
 今週は6月貿易収支の発表がある。予想は850億ドルの黒字。また輸出は8%、輸入は2.8%の伸びが予想されている。

(来週は2Q・GDPなどの発表)
 来週は2Q・GDP、6月鉱工業生産、小売売上、固定資産投資、失業率の発表がある。また1年物MLF金利の発表がある。中国政府は景気回復を主張するも、株価低迷、長期金利低下からは、そう思えない。2Q・GDPは前年比5.1%に減速の予想(1Qは5.3%)。

(乗用車販売が3カ月連続減少)
6月の乗用車販売台数は前年同月比6.9減の178万台。4月の5.8%減、5月の2.2%減に続き3カ月連続のマイナスでペースも加速した。
一方、6月の自動車輸出は前年同月比28%増となった。5月は23%。
ただ、EUが中国製EVに最大37.6%の暫定追加関税を課すことを確認したため、輸出トレンドは弱まる可能性がある。

(三中全会、来週開幕)
 中国共産党は、長期的な経済政策運営の方針を決める重要会議「三中全会」を7月15日から開催する。不動産不況が長引き、景気の先行きに不透明感が広がる中、どこまで踏み込んだ対策を打ち出せるかが焦点となる。

テクニカル分析(人民元/円)

3日連続陽線、6月から日足の殆どが陽線

日足、7月5日-8日の下降ラインを上抜いて3日連続陽線。7月9日-10日の上昇ラインがサポート。日銀介入があった4月29日の高値を上抜いて年初来高値更新。5日線、20日線上向き。   
週足、4週連続陽線、今週もここまで陽線。6月10日週-17日週の上昇ラインがサポート。上値抵抗はボリバン上限の22.36。  
月足、4月のボリバン3σ上限から反落も5月、6月と下ヒゲ長く下値抵抗感もあり。7月は上昇スタート。ボリバン2σ上限まで戻す。5月-6月の上昇ラインがサポート。
年足、4年連続陽線。22年-23年の上昇ラインがサポート。一時1993年以来の22円台のせ。



チーファンラマ

米ジョンソン下院議長(共和党)が中国を強く批判

 米国連邦議会下院のジョンソン議長は、中国を筆頭に、ロシア、イラン、北朝鮮、ベネズエラ、キューバといった国々が、米国と他国の貿易ルートを遮断し、米国の技術を窃取し、米軍に損害を与え、米国経済を破壊しようとする集団的な取り組みを行っていると主張した。また中国、イラン、北朝鮮が製造に関わる兵器を、ロシアがウクライナへの侵攻に使用している事例などを挙げつつ、米国主導でこれまで保たれていた国際秩序がバイデン政権下で不安定化していると問題視した。

情報提供元:FX湘南投資グループ
本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたしま す。また、本レポートに記載された意見や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。 なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、FX湘南投資グループグならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。