ドル円 高値圏で揉み合い
今週初めのドル円は高値圏での推移が続く中、160円台後半でスタートしました。
先週末に38年ぶりの高値を更新し161円台前半まで上昇したドル円は、1日(月)には一段と円安ドル高が進み、161円台後半まで上値を伸ばしました。
2日(火)も161円台で推移し、3日(水)には162円目前まで上昇しましたが、3日夜に発表された米6月ADP雇用統計や米6月ISM非製造業景況指数が弱い結果となったことで一時160円台後半へと急落しました。
その後161円台後半へと持ち直しましたが、4日(木)は米国市場が独立記念日で休場となる中、前日の軟調な米指標を受けてドル売りが強まり160円台後半へと下落しました。
5日(金)朝には161円台前半まで持ち直したものの、その後再び160円台後半へと押し戻されるなど不安定な動きとなりました。
今週のドル円は週半ばに162円目前まで上昇した後失速し、高値圏で一進一退の動きとなりました。ドル円は約38年ぶりの高値を更新したほか、円は対ユーロでもユーロ導入以来の最安値を更新し、豪ドルやポンドに対しても歴史的な水準まで円安が進みました。
来週はパウエルFRB議長の発言や米6月消費者物価指数(CPI)などの重要イベントが予定されています。歴史的な水準へと円安が進む中、FRBが重視するインフレ指標である米CPIでドル円相場の方向性に変化が出るのか、結果に注目が集まります。
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