日経平均株価は5日続伸。前場は上げ幅を縮小する場面があったが、後場は一転して上値を試す展開となった。きょうの高値圏での引けとなり、3月につけた史上最高値（30888円）を更新した。
RSI（9日）は前日86.4％→89.0％（7/4）に上昇。3月の高値を上抜けたことで、中期上昇波動は継続の判断となる。
25日移動平均線（39074円 7/4）からの上方かい離率は4.7％程度（7/4）まで広がった。4/19安値（36733円）を起点とした短期波動は過熱感が生じ始める頃だが、2023年以降の上昇相場の中では極端な水準ではない。
上値メドは、3/22高値（41087円）、心理的節目の41500円、4/19安値から5/20高値までの上昇幅を5/20高値から当てはめた42140円、3/22高値から4/19安値までの下落幅に対する1.5倍返しの上げとみた43260円などが考えられる。下値メドは、5日移動平均線（40159円 同）、心理的節目の40000円、10日移動平均線（39636円 同）、25日移動平均線、心理的節目の38500円などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
