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ドル/円 チャート的には強いとしか・・・

 

今週の注目通貨ペア・銘柄はこれだ!


■  ドル/円 チャート的には強いとしか・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先々週の週末の引け味が良かったことで上伸期待の高い週でしたが、やはり・・・という感じの値動きが続きました。月曜日こそ安いところを攻めましたがすかさず買い戻され、水曜日の陽線で4月29日の戻り高値を一気に上抜けし、その後も下がれば買い戻しが落ち込まれ、堅調な地合いを維持しながら高いレベルでの越週となっています。
移動平均線は、3本とも上昇しました。長期の移動平均線の1週間の上昇幅は83銭と、凄まじいペースにまで上昇してきています。ただ、実体線はほどよく調整局面を迎えながらの上伸を続けていて、結果的に実体線と長期の移動平均線の乖離幅は6円にも満たない水準、過熱感を感じるレベルにはほど遠い状況となっています。
今週は、と言うよりも、今週も買い先行スタンスを取らざるを得ないように思います。実体線が3本の移動平均線の上側で推移し、3本の移動平均線が上昇基調を維持、MACDもダイバージェンシーを継続ということで、チャート上に売りを示すものは全く見当たりません。ボリンジャーバンドの幅が広がりを見せている点が唯一の懸念事項ですが、これとて積極的に売りスタンスを取る理由にはならないと思います。


その他 通貨ペア・銘柄分析


■ ユーロ/円 上値追いの動きが続くか・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先々週の後半に連続陽線で伸びてきただけに上伸期待の高い週となりましたが、やはり週初から上値追いの動きを見せ、水曜日以降も陽線の連続出現で上値追いの動きを実現しています。週間を通じた上下の値幅は2円強とそれほど大きなものではありませんが、これが却って過熱感を冷ます要因となっていると考えられます。
今週は、と言うよりも、今週も買い先行スタンスで臨まざるを得ないと思います。先週後半の上伸の様子を見る限り、金曜日に下ヒゲを伴って買い戻されていて、売り方の買い戻しエネルギーが減退した様子はチャート上には見て取れません。実体線と長期の移動平均線の乖離も5円強と過熱感を覚える水準からは遠く、息の長い上昇トレンドが継続すると判断するのが妥当だと思います。

■ ポンド/円 売り方の買い戻しが続くか・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。チャートの形状は概ねユーロ円と同様、週初から堅調な動きが続き、わずかにでも下落すると売り方の買い戻しがすかさず入り、気付けば上値追いの動きを見せる・・・この動きの連続です。チャート的には死角は全くなく、売り方の買い戻しがだらだらと継続している状況が続いています。
今週は、と言うよりも、今週も買い先行スタンスで臨まざるを得ないと思います。実体線が3本の移動平均線の上側に位置していて、3本の移動平均線がいずれも上昇傾向を維持、MACDがダイバージェンシーを継続ということで、ドル円・ユーロ円と同じ状況がポンド円のチャートにも見て取れます。どこまで・・・という話はあるわけですが、現時点ではチャートが天井を付けたという実感にはほど遠いと考えてよいと思います。

■ オージー/円 チャートに死角はないが・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。週間を通じて下値を追う局面がないわけではないのですが、その都度売り方の買い戻しが強烈に入り、時間の経過とともに上値追いを実現する動きが継続しています。特に、先週水曜日・金曜日の陽線の上伸具合を見る限りにおいて、売り方の買い戻しパワーが減退したと考えるのは早計でしょう。
今週も、買い先行スタンスを堅持するより選択がなさそうです。チャート的に売りを示すものが見当たらず、売り方の買い戻し意向が残存していると判断できる以上、相場が高値圏に位置しているからという理由で売りスタンスを取るということにはなりません。唯一、MACDがダイバージェンシーを解消する可能性が高まっている点は要注意ということになりそうです。実体線が急伸したところはいったん降りる必要があるように思います。

■ ユーロ/ドル 一気に売りという感じでもない・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、水曜日に安値を付ける展開でした。週間を通じた上下の値幅は全く広がりを見せず、陽線と陰線がランダムに出現するような形になっています。水曜日の陰線に対してすかさず買い戻しが入ったものの木曜日・金曜日の陽線の状況を見ると上値を追うほどの動きではなく、全体的に方向感を見出すことが難しく、まさに売りも買いも決定打に欠けるという状況と言えそうです。
今週は、様子を見るよりなさそうな気がします。先週中盤のように下値追いの動きを見せたからと言ってそのまま買い方が投げるような展開からは遠く、ふわりと浮き上がってしまう状況を見るにつけ、明確な方向感を見出すのは時期尚早ということなのかもしれませんね。実体線が中途半端な動きを継続するとMACDのゴールデンクロスの可能性が高まり、方向感のない展開が継続する可能性が高まるという点にも注意が必要です。

■ 米国SP500 引き続き上値追いを狙える形状か・・・ 
先週は、気持ち下値を追う動きも見られましたが比較的堅調、高値圏での値動きが継続しました。先週金曜日には一時上値追いの動きを見せるものの、いったん跳ね返されています。上値・下値とも堅い・・・ということなのかもしれませんが、高値圏での動きが継続している点だけを以って上伸期待が剥落したという判断には遠いと考えます。
今週は、と言うか、今週も買い先行スタンスで臨みたいところです。上昇を続ける中期・長期の移動平均線を支えに、実体線が上値追いの動きを見せる可能性が高いのではないかと考えてよいのではないでしょうか。MACDのデッドクロスは若干気になるところですが、実体線が下押しの動きを見せない限りにおいて売り方の買い戻しが先行、上値追いの可能性が高まるような気がしています。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

 

※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。また、本レポートに記載された意見や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、株式会社チャートリーディングならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。