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ドル/円、38年ぶりの161円台へ上昇…この後、米5月PCEデフレーターで新たな動きが生じる?(NY市場の見通し)2024/6/28

 

ドル/円、38年ぶりの161円台へ上昇…この後、米5月PCEデフレーターで新たな動きが生じる?

東京市場のドル/円は、1986年以来の高値を更新。実需のドル買い観測などを背景に一時161.27円前後まで上昇しました。その後は、政府による円安けん制もあり伸び悩みましたが、160円台後半で下げ渋るなど堅く推移しています。

今夜は、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ統計として注目する米5月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)が発表されます。米利下げ時期を巡り結果に注目が集まります。なお、足元のドル/円は38年ぶりの水準となる161円台へ上値を拡大したことで、政府・日銀による円買い介入への警戒感が高まっています。また、本日は週末・月末・四半期末が重なっており特殊フローの影響などから不規則な値動きが生じる可能性があるため注意しましょう。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、3本の移動平均線が強気のパーフェクトオーダーを継続し、RSIが70に張り付いていることから上昇基調であると見れます。なお、直近のローソク足が上ヒゲを伸ばして161円を割り込んでいます。仮に前日安値を割り込み上ヒゲ陰線となれば上値の重さが意識されそうです。なお、陽線引けだと続伸期待が残ります。

 

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

6/28(金)
19:00 ビルロワドガロー仏中銀総裁講演
19:00 バーキン米リッチモンド連銀総裁講演
21:00 南ア5月貿易収支
21:30 カナダ4月GDP
21:30 米5月個人所得
21:30 米5月個人消費支出(PCE)
21:30☆米5月PCEデフレーター
23:00 米6月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値
25:00 ボウマンFRB理事講演
25:40 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁講演
----- EU首脳会議(~28日)

6/30(日)
10:30 中国6月製造業PMI
----- フランス総選挙(第1回目投票)
※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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