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きのうの日経平均はマイクロンの時間外の下げを受けて、米国株の軟調を織り込み大幅安となった。しかし、米国ではナスダックも含めて3指数がそろって上昇した。きょうはきのうの下げに対する押し目買いが優勢となるだろう。米国では長期金利が低下しており、グロース株にフォローの流れ。きのう先んじて下げている国内半導体株にも買いが入るようなら、値幅を伴った上昇も期待できる。10時から米大統領選候補者のテレビ討論会が開催予定で、関連ニュースには振らされる可能性がある。ただ、これを前に米国株が警戒売りに押されていない点は安心材料。討論会がスタートして指数の動きがそれほど不安定にならなければ、徐々に上げ幅を広げていく公算が大きい。日経平均の予想レンジは39400円-39900円。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ