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ドル円、どん欲に高値を試す…165円など節目がポイントに&160円がサポートになる|神田財務官の去就しだい?(今日のFX予想)2024/6/27

 

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

今日のドル円  テクニカル分析で環境認識(動画の内容 ポイントまとめ)

■ドル円相場の現状
- 前日にニューヨーク市場で160.87円まで上昇し、約38年ぶりの高値を更新
- しかし、政府による円安牽制から上値が重たくなり、固有な展開となっている

■テクニカル分析
- 移動平均線は強気の継続、RSIも70ラインをタッチしつつ下落しているものの、底堅さがうかがえる

■今後の上値目標
- 具体的なチャートポイントが見当たらないが、165円、170円といった大きな節目が意識される
- 161円、162円、163円といった「切りの良い数字」も意識されてくると見られる

■介入警戒水準
- 神田財務官の発言を受け、2週間で4%の円安が生じた場合に介入の可能性がある
- 来週160円台半ばや163円前後で介入が行われる可能性も指摘されている

■注意点
- 高値更新に伴い、急激な下落や不規則な動きが出現するリスクに警戒が必要
- 明日のPCEデフレーター発表を経て、更なる円安が進行するか注目

■まとめ
- ドル円は38年ぶりの高値を更新したが、政府介入警戒から神経質な相場展開が続く
- 165円、170円といった大きな節目や、161-163円といった「きりの良い数字」に注目
- 神田財務官の去就や重要経済指標にも留意しながら、慎重な取引姿勢が求められる。

『最新のドル/円相場を解説』

21時からのライブ配信:「介入相場」でやって良いこと、悪いことを解説

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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