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今週は先行きの利下げ見通しを巡り、金曜日に発表される米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注目する米5月個人消費支出(PCE)価格指数が焦点となりそうだ。変動の大きい食品、エネルギーを除くコア(PCE)価格指数は前年比+2.6%と、前月分の+2.8%から鈍化が見込まれている。予想通りの鈍化となれば利下げ期待の高まりが株価の後押し材料となりそうだ。このほかの米経済指標は4月S&Pケースシラー20住宅価格指数、6月消費者信頼感指数、5月新築住宅販売件数、1-3月期国内総生産(GDP)確報値、6月ミシガン大消費者信頼感指数確報値など。このほか、ウォラーFRB理事、クックFRB理事、ボウマンFRB理事、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、バーキン米リッチモンド連銀総裁など要人発言も多い。企業決算はフェデックス、マイクロン・テクノロジー、ウォルグリーン、ナイキなどS&P500採用の9銘柄が発表予定。
今晩の米経済指標・イベントは6月ダラス連銀製造業景況指数など。企業決算は寄り前にカーニバルが発表予定。(執筆:6月24日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ