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ユーロ/ドル 下落トレンド入りの可能性もある?

 

今週の注目通貨ペア・銘柄はこれだ!


■  ユーロ/ドル 下落トレンド入りの可能性もある? 
先週は、火曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。週初から週央にかけて陽線の連続出現で戻しましたが、6月13日の陰線をカバーするには全く力が及ばず、木曜日以降は陰線の連続出現で週間の安値を更新しての越週となっています。金曜日は短い下ヒゲを伴って若干戻して引けてはいますが、終値ベースで安値を更新していることを考えると、若干下値を感じさせる形状と考えてよいのではないでしょうか。
移動平均線は、3本とも下落しました。実体線は、短期の移動平均線を上回る場面もありましたが、木曜日以降は概ね短期の移動平均線の下側での推移が継続し、買い方が戻り売り姿勢に転じた様子がチャートからも見て取れます。また、中期の移動平均線の下落ピッチが早く、中期・長期の移動平均線のデッドクロスも間近となっていますね。
今週は、若干売り先行スタンスで臨みたい感じがしています。先々週と先週を比較すると、明確に取引価格帯を下側にシフトさせていますし、実体線が下値模索の動きを見せて安いレベルで週を越えた点が買い方に与える不安の大きさを示しているように思います。レベル感からの押し目買いはワークしにくく、買い方は戻れば戻っただけ戻り売り姿勢を鮮明にするのではないでしょうか。


その他 通貨ペア・銘柄分析


■ ドル/円 まさに青天井・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。週間を通じて陽線の出現が続き、終値ベースで連日の上値追いを実現しています。気づけば4月29日の長い上ヒゲに猛然とアタックする展開となりつつあり、売り方は完全に買い戻すしか選択のない展開となっています。4月29日の戻り高値を越えてくるようだとその先はいよいよ青天井です。
今週は、というより、今週も、買い先行スタンスを取らざるを得ないと考えます。高値圏での推移が続きますので買い方もビクビクしながらのポジション運営が続きますが、売り方とすれば少しでも下がれば買い戻しを入れたいところ、実体線と長期の移動平均線の乖離も5円台と過熱感を帯びているわけでもなく、大きな下落は望みにくいと考えるのが妥当ではないでしょうか。

■ ユーロ/円 仕方なく買われるイメージ・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先々週の引け味があまり良くなかったことから若干の下値不安を感じさせる1週間でしたが、フタを開けてみればドル円に牽引される形で連日の陽線の出現、特に週末にかけて実体線が先々週の戻り高値を超え、一気に終値ベースで5月の戻り高値を更新する展開へ進んでいます。
今週は、買いスタンスで臨まざるを得ないと考えます。先週後半に一気に売り方が買い戻しに傾いた様子を考えると、まだまだ買い戻しの余力が残っていると考えるのが妥当ではないでしょうか。6月に入ってからしばらく小康状態を保っていただけに、そのことで実体線と長期の移動平均線との乖離が埋まり、過熱感を冷ます役割を果たしている点も買い方有利に傾きやすい材料と考えてよいと思います。

■ ポンド/円 売り方の買い戻しが続くか・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先々週の引け味がイマイチだったことで若干下値不安が懸念されましたが週初から陽線の連続出現で文字通り堅調な展開、水曜日には終値ベースで5月下旬の高値を超えました。その後も上伸の動きが続き、特に金曜日には先々週の金曜日の戻り高値を超え、終値ベースでも高値を更新しての越週となっています。
今週は、買い先行スタンスで臨まざるを得ないと思います。チャートを見ても売りを示すものは全く見当たらず、実体線が3本の移動平均線の上側に位置しながら3本の移動平均線が上昇を続けている以上、上昇トレンドが継続するという考えに妥当性が認められるのではないでしょうか。実体線と長期の移動平均線との乖離も5円に届かず、全く過熱感を覚える水準からは遠い状態となっています。

■ オージー/円 一気に買い方有利の展開に傾いた・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。週間を通じて陽線の出現が続き、売り方の買い戻しが連日持ち込まれた様子がチャートからも見て取れます。チャートポイントとしては、火曜日の陽線で4月29日の高値を超えてしまった点で勝負アリ、その後は売り方の敗戦処理とも言える買い戻しが断続的に継続し、週末も高いレベルを維持したままの越週となっています。
今週は、買い先行スタンスで臨まざるを得ないと思います。ボリンジャーバンドの幅が若干広がりを見せていますので上下のブレには注意が必要かもしれませんが、かと言って大きな下落を期待するのはなかなか難しいのではないでしょうか。終値ベースで5月31日の戻り高値を超え、4月29日の長い上ヒゲも超えてしまいましたので、当面は売り方の買い戻しが継続するフェーズと考えてよいような気がします。

■ 米国SP500 下値不安は大きくないのでは・・・ 
先週は、週初から週央にかけて上値追いの動きを見せています。木曜日に高値を更新したところから陰線が2本続けて出現し、やや小甘く越週となっていますが、だからと言ってチャートが崩れたとか、そういう印象は全くありません。どちらかと言うと、実体線が高い位置をキープしていること自体を評価できるような気がしています。
今週は、と言うか、今週も買い先行スタンスで臨みたいところです。実体線が短期の移動平均線水準を下回ったとは言え、中期・長期の移動平均線がこれだけ恒常的に上昇基調を維持している以上、トレードストラテジーとして売りを選択する必要は今のところ感じません。MACDもかなり高いレベルを維持していて、売り方の買い戻しを促す役割を十分に果たしていると思います。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

 

※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。また、本レポートに記載された意見や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、株式会社チャートリーディングならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。