東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は56ドル高の38834ドルで取引を終えた。5月小売売上高が予想を下回り、10年債利回りが大きく低下。エヌビディアが3％超上昇するなど、半導体株に強い動きが見られた。エヌビディアは時価総額でマイクロソフトを抜いて世界首位となっている。ドル円は足元157円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて210円高の38610円、ドル建てが260円高の38660円で取引を終えた。
米国株は休場前であったが、S&P500やナスダックの高値更新基調に変化はなかった。欧州株も上昇しており、日本株には米国株の上昇を素直に好感した買いが入ると予想する。米長期金利の低下やエヌビディアの大幅高を受けて、大型グロース株が選好されるだろう。本日の米国株が休場であすの波乱の可能性が低いことから、場中も強い動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは38550円-38900円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
