ドル円・週足は陽線引け。週前半は一時155.72円まで売りに押されたが、心理的節目の155円大台を試す動きには持ち込めず下値の堅さを示すと週末には一時4月29日以来の高値となる158.26円まで上昇した。週足一目・転換線は基準線を上回り、一目・遅行スパンは実線を上回り、雲の上で引けているため三役好転の強い買いシグナルが点灯中。
週足一目・転換線（156.02円）がサポートと機能することに期待する。三役好転の強い買いシグナルが点灯しているほか、主な移動平均線の上昇傾向も続いており、押し目買いスタンスで臨みたい。週足一目・転換線を割り込んでも心理的節目の155.00円や154円後半まで水準を切り上げた13週移動平均線が下支えとなるか。上サイドは、先週の高値158.26円を上抜けると今年の最高値160.17円が意識されそうだ。
レジスタンス3 163.95（1986/12/16週高値）
レジスタンス2 160.17（5/3週高値＝年初来高値）
レジスタンス1 158.26（6/14週高値）
前週終値 157.40
サポート1 156.02（週足一目均衡表・転換線）
サポート2 154.84（13週移動平均線）
サポート3 153.60（5/17週安値）
(金)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
