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18時から講演を行うラガルドECB総裁もこれまで「金利は必ずしも直線的に低下するわけではない」と、拙速な追加利下げに否定的な考えを示している。20時30分からのデギンドスECB副総裁も「十分に慎重にかつゆっくりと動かなければならない」と、政策金利の変更過程について述べていた。
ただ、利下げペースがさほど早まらなくとも、30日に仏下院選挙を控えるなか、欧州政局不安によるリスク回避が重しになりそう。ユーロは重く推移しやすいだろう。
想定レンジ上限
・ユーロドル:日足一目均衡表・転換線1.0785ドル。
想定レンジ下限
・ユーロドル:4月16日安値1.0601ドル。
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ