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ドル円午前の為替予想、及び腰の日銀QTに円高効果は期待薄 2024/6/14


午前の為替予想は… 及び腰の日銀QTに円高効果は期待薄

作成日時 :2024年6月14日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

156.300-158.200円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は終値ベースで約0.2%上昇。米5月生産者物価指数(PPI)が予想以上に鈍化し、米新規失業保険申請件数が予想以上に増加したことから156.58円前後まで下落する場面もあったが、売り一巡後には157円台を回復するなど、ドルの下値は堅かった。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、利下げを判断する上で単月の指標データを重視しない考えを示したことがあらためて意識されたと見られる。
本日は日銀が金融政策決定会合後に当面の金融政策について発表する。利上げの可能性は低いものの、事前報道で国債保有残高の圧縮(買い入れ減額)を検討すると伝わっている。ただし、市場の混乱を抑えるために保有残高の減額のペースは緩やかにするとのことだ。報道通りなら長期金利の上昇を嫌がりながらの量的引き締め(QT)、いわば「及び腰のQT」となる公算が大きく、そうしたQTに円高方向への効力があるかはきわめて疑わしい。
なお、植田総裁の就任以降、日銀が金融政策を発表した当日のドル/円はこれまでの9回中すべてが陽線引けだ。10回目の今回もドル高・円安に振れる可能性があり、値位置的に約1カ月半ぶりの158円台へ上昇してもおかしくないだろう。

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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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