読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

来週のドル円相場はどうなる?6/10週のイベント予定

来週のドル円関連重要イベント

6月10日(月)からの一週間、ドル円関連の重要イベントは次のものが予定されています。

6/10(月):
【日本】4月国際収支・貿易収支
【日本】1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)

6/11(火):
【アメリカ】米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目

6/12(水):
【アメリカ】5月消費者物価指数(CPI)
【アメリカ】米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
【アメリカ】5月月次財政収支
【アメリカ】パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

6/13(木):
【日本】日銀・金融政策決定会合(1日目)
【アメリカ】5月卸売物価指数(PPI)
【アメリカ】前週分新規失業保険申請件数、継続受給者数

6/14(金):
【日本】日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
【日本】植田和男日銀総裁、定例記者会見
【アメリカ】6月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

特に注目度が高いのは10日(月)の日本の1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)、12日(水)の米5月消費者物価指数(CPI)、米FOMC終了後の政策金利発表およびパウエルFRB議長の会見、14日(金)の日銀会合後の政策金利発表および植田日銀総裁の会見です。

10日(月)には日本の1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)が発表されます。
GDPはその国の経済活動の規模を示す重要指標です。10日に発表されるのは改定値であり、速報値に比べると注目度は下がりますが、速報値と大きく異なる結果となった場合は相場変動につながる可能性もあり注意が必要です。

12日(水)には米5月消費者物価指数(CPI)が発表されます。
CPIは消費者が購入する商品やサービスの価格の変動を測定したものです。
インフレの実態を見極めるのに利用され、季節的な要因で価格が変動しやすい生鮮食品を除いた「コア指数」が特に注目されます。米FRBが金融政策を決定する上でも重視するとされるため、ドル円相場を見通す上で重要度の高い指標です。

12日(日本時間13日未明)には米FOMC終了後の政策金利発表およびパウエルFRB議長の会見も行われます。
このところ米景気の減速を示すデータが目立っていることからFRBの利下げ開始が意識される中、今回の会合で利下げ開始時期に関する手がかりが示されるか注目されます。

14日(金)の日銀会合終了後に政策金利の発表、その後植田日銀総裁の会見が行われます。
今週、今回の会合で長期国債の買い入れ減額について議論が行われるとの報道が伝わり、日銀の政策修正が意識されて一時円を買う動きが強まりました。
しかしその後、日銀会合メンバーの一人である中村審議委員による「当面は現状の政策維持が妥当」との発言が伝わったことで今回の会合で現状維持が決定されるとの見方も強まり、日銀の金融政策の先行きについて市場の見方は分かれています。

来週は米CPIに日米の政策金利発表と、重要イベントが目白押しとなっています。
米FRBや日銀が政策転換の動きを示せば、日米の金融政策の違いを背景に進んできた円安ドル高トレンドに変化が出る可能性があり、予断を許さない一週間となりそうです。

 



●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。