米雇用統計予想、ドル円は上下ともに値幅が広がる可能性 ｜FOMCと日銀会合…次の焦点は（今日から来週のFX予想）2024/6/7

 

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆：外為どっとコム総合研究所　宇栄原　宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

今日のドル円  テクニカル分析で環境認識（動画の内容　ポイントまとめ）

■ドル円相場の現状分析
- 直近のドル円は154-156円のレンジ内で推移している
- 移動平均線はバラバラの方向を示しており、方向感のない展開が続いている
- 想定される本日のレンジは154円半ば~156円半ばと見られる

■注目イベント
- 6/12の米消費者物価指数の発表に注目
- FOMC会合では利下げ開始時期と利下げ回数の見通しが焦点
- 6/14の日銀金融政策決定会合でも利上げ時期などに注目

■来週の見通し
- FOMC、日銀会合を経て方向感が出る可能性がある
- レンジ上限156円台、下限154円台を突破するかどうかが焦点
- 重要指標次第では大きな値幅の動きが期待される

総じて、ドル円相場は当面154-156円程度のレンジ内での推移が想定されるが、来週のFOMC、日銀会合を経て方向感が出る可能性がある。特にレンジの突破に注目が集まり、重要指標の結果次第では大きな値幅の動きが期待される。投資家は慎重なポジション管理が求められる。

『最新のドル/円相場を解説』

『安全FXリアルトレード教室(20:30～)』

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

お知らせ：FX初心者向けに12時からライブ解説を配信

外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

12時からのFXライブ解説 配信チャンネルはコチラ

 

外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平（うえはら・しゅうへい）
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月（株）外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。

●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。