ドル/円、リスク回避ムードで156円台へ下落…金利・株価動向に注目が集まる
東京市場のドル/円は、一進一退の展開。月末に絡んだ実需取引などを中心に売買が交錯する中、157円台を回復したのち、156円台半ばへ反落するなど方向感を欠く値動きとなっています。
今夜は米4月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)に注目が集まるでしょう。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ統計として注目する指標であるため、結果を受けて市場の利下げ観測に変化があるようだとドル/円にも相応の値動きがあるでしょう。なお、月末の実需フローによりロンドンフィキシング前後(24時前後)は不安定な値動きになる可能性があるため注意が必要です。
ドル円 日足チャート
この後の経済イベント
5/31(金)
15:45 仏5月消費者物価指数・速報値
15:45 仏4月生産者物価指数
15:45 仏1-3月期GDP・改定値
16:00 トルコ1-3月期GDP
18:00☆ユーロ圏5月消費者物価指数・速報値
19:00 日本、外国為替平衡操作の実施状況
21:00 南ア4月貿易収支
21:30 カナダ1-3月期GDP
21:30 カナダ3月GDP
21:30 米4月個人所得
21:30 米4月個人消費支出(PCE)
21:30☆米4月PCEデフレーター
6/1(土)
07:15 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
6/2(日)
----- 石油輸出機構(OPEC)プラス閣僚級会合
----- メキシコ大統領選挙
※☆は特に注目の材料
経済指標・イベントの結果について
主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。
お知らせ:ドル円、CFD銘柄の解説を月~木の20時ごろからライブ配信
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