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豪ドル/円 今日の見通し「米PCEデフレーターに注目! 今は株価よりも金利動向が豪ドル相場に強く影響」2024/5/31

 

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オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉

 

豪ドル(AUD)トレードに関わる現在までの相場トピック

・NY原油先物市場は続落。米国1-3月期国内総生産(GDP)・改定値が速報値から下方修正されたことで米景気悪化による原油需要減退が意識された。また、米エネルギー情報局(EIA)が公表した週報で、ガソリン在庫が予想に反して積み増されていたことも原油の売り材料となった。終値は前営業日比-1.32ドルの1バレル=77.91ドル(5月30日)。

<WTI原油・商品CFDチャートはこちらはこちら>


・5月29日に発表された豪4月CPIは前年比+3.6%で前月(+3.5%)から上昇した。4月24日に発表された豪1‐3月期消費者物価指数(CPI)は前年比+3.6%となり、前四半期(+4.1%)から鈍化したが市場予想(+3.5%)を上回った。

・5月16日発表の豪4月雇用統計は、雇用者数が3.85万人の増加と市場予想(2.37万人増)を上回ったものの、失業率は4.1%へ悪化(前回:3.9%)、労働参加率は66.7%だった。

・5月7日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.35%で据え置きとなった。

今日の豪ドル(AUD)トレード メインシナリオ

米PCEデフレーターに注目! 今は株価よりも金利動向が豪ドル相場に強く影響

昨日は、米GDPが下方修正されたほか、日米の株価指数が大幅に下落するなど、資源国通貨である豪ドルが売られそうな材料が多く見られたが、豪ドルは対米ドルで上昇した。堅調な米経済指標に支えられて上昇していた米長期金利の低下による米ドル売りが強まったことが要因として考えられる。本日は米4月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)が発表される。米連邦準備制度理事会(FRB)が重視するインフレ指標のため、結果を受けた米長期金利動向が豪ドル相場にも影響を及ぼしそうだ。市場予想は前月から横ばい(前年比+2.8%)だ。予想を上回ればFRBの利下げ開始時期の後ずれ観測に繋がり、米金利が上昇。米ドル買い(豪ドルは売られる)で反応し、予想を下回ればその逆となりそうだ。

想定される個別シナリオ

■米4月PCEデフレーターが市場予想を下回る
⇒米国の物価上昇圧力が弱まっている
⇒米国の利下げ期待が強まる
⇒米金利が低下する
⇒米ドルは売られる
⇒豪ドルは対米ドルで買われる

豪ドル/円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

日米株価動向
米4月PCEデフレーター

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り、豪ドル/米ドルは曇り空に雨がぱらつく。6時に豪ドル/円のストキャスティクスとRSIでシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信

外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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