日経平均株価は続落。前場序盤は上値を試す場面もあったが、買い一巡後は急失速となり、マイナス圏での時間帯が続いた。終値ベースでは5日移動平均線（38812円 5/29）、10日移動平均線（38840円 同）、75日移動平均線（38894円 同）の重なる水準が上値抵抗になる格好となり、上に往ってこいとなる上ヒゲ陰線を形成して終えた。
RSI（9日）は前日58.8％→42.4％（5/29）に低下。きょうは引け味の悪さが目立ったが、基本的には直近の値動きの範囲内の動きで前日から大きな変化はない。
25日移動平均線（38423円 同）の上昇はポジティブな要因となるが、100日移動平均線（38023円 同）を割り込むような強い陰線が生じる可能性もまだ高い。
上値メドは、心理的節目の39000円や5/20高値（39437円）、心理的節目の40000円、4/1高値（40697円）、3/22高値（41087円）などが考えられる。下値メドは、25日移動平均線、100日移動平均線、4/26安値（37550円）、心理的節目の37000円などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
