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ドル円再び160円超えを試す可能性大!?140円台を切らないと円高トレンドにはならない 5月28日(火)川合美智子

配信期間が終了しました。
最新動画は【外為マーケットビュー】で公開しています。

動画配信期間:2024/5/28~2024/6/11
※原則隔週の配信となります。

外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。

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目次

0:00 今回のダイジェスト
0:39 昨日のNY市場は小動き、今週は米PCEに注目
1:53 ドル円中長期分析:月足で上昇トレンド入り
7:37 ドル円のトレンドが強い背景:日米金融政策がカギ
11:24 ドル円短期分析:154円台がサポート、149.90円割れで145円も視野
13:33 ユーロドルはレンジ内、ユーロ円は169円台後半が意識される
19:32 豪ドル円は105円超えで107円も視野、99.50円割れに注意
22:13 金は11,950円~11,980円が上値抵抗、12,000円超えなら上昇加速も
26:24 【PR】口座開設特別キャンペーン

動画要約・まとめ

NY市場は小動き、今週は米PCEに注目

昨日のニューヨーク市場はメモリアルデーで休場だったため、ポジション調整的な動きに終始し、小動きにとどまりました。今週は特に重要な経済指標は多くありませんが、5月30日の米PCEデフレーター(個人消費支出)には注目です。FRBも金融政策の判断材料としているため、注目材料の一つと言えるでしょう。市場予想は前月比で+0.3%、前年比で+2.7%と、ともに前回と変わらずとなっています。また、木曜日には米新規失業保険申請件数なども発表されるため、こちらも要チェックです。

ドル円中長期分析:月足で上昇トレンド入り

ドル円は月足を見ると、今月は一度上昇を試すも失敗し、介入の影響もあって151.80円まで急落しました。しかし、現在は小陰線ながらも下ヒゲが長く、下値を試す動きに失敗したと言えます。4月は寄り付き近くの安値で陽線を形成し、151円台後半から152円台の高値を上抜けて終了しました。このことから、4月から新たな上昇トレンド入りしたと考えられます。
月足のサポートは151.80円から152円のゾーンが意識されます。ここを割り込まない限り、来月も160円超えを試す動きが継続すると見られます。仮に152円を割り込んでも、146円台半ばから147円台のトレンドラインが中期的なサポートとして控えています。さらに、140円台にも長期的なサポートラインが存在するため、140円を割り込まない限り円高トレンドには転じないでしょう。

ドル円のトレンドが強い背景:日米金融政策がカギ

日米の金融政策の違いや金利差がドル高・円安を支える要因ですが、日銀が利上げに踏み切れば、円安余地は限定的になるでしょう。また、米国の利下げ観測も年内にずれ込む可能性があり、日米の金利差拡大ペースは鈍化しつつあります。

米国の経済指標は堅調ですが、物価上昇率は徐々に低下しつつあります。ただ、ディスカウントストアの値下げ競争が広がるなど、景気減速を意識した動きも見られ始めています。米国の格差社会が広がる中、富裕層と低所得者層の消費行動の二極化が鮮明になりつつあります。今後、米国経済が想定以上に減速すれば、ドル全般が軟調になる可能性があります。

ドル円短期分析:154円台がサポート、149.90円割れで145円も視野

ドル円は、目先154円台にサポートがあり、155円を割り込まない限りは押し目買いが継続すると見られます。155円割れには注意が必要ですが、153円までは下値が限定的でしょう。149.90円割れで145円前後までの下落リスクが高まります。
ただし、大きな流れはやはり、例えば円の独自の買い材料あるいはドルの大きな売り材料がない限りは、ドル円は底堅いということが言えるかと思います。

ユーロドルはレンジ内、ユーロ円は169円台後半が意識される

ユーロドルは上値が重く、レンジ内の動きが継続中です。1.0740ドル割れで1.05ドルへの下落リスクが高まりますが、逆に1.0930ドルを上抜ければ上昇が加速するでしょう。

ユーロ円は169.30-40円の実体を上抜けており、直近高値が視野に入っています。ただ、165.50円割れで短期トレンドは変化すると見られます。

豪ドル円は105円超えで107円も視野、99.50円割れに注意

豪ドル円の上昇は継続していますが、目先の戻りには注意が必要です。105円超えの週足引けなら、107円が視野に入るでしょう。ただ、99.50円割れには注意が必要です。

金は11,950円~11,980円が上値抵抗、12,000円超えなら上昇加速も

金は週足で11,950円~11,980円の上値抵抗を意識した動きが継続中です。11,600円~11,650円がサポートとなりますが、これを割り込むと10,500円前後までの下落リスクがあります。逆に、12,000円超えるようなら上昇が加速するでしょう。中期的には堅調な地合いが継続すると見られます。

 
川合美智子氏
外国為替ストラテジスト
旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より、テクニカル分析の第一人者、若林栄四氏の下でテクニカル分析を研究、習得する。同行退職後、1998年まで在日米銀などでカスタマー・ディーラーや外国為替ストラテジスト、資金為替部長を歴任。現在は外国為替ストラテジストとして、テクニカル分析に基づく為替相場レポートを発信中。各種メディアへの出演も多数。
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