東京市場は堅調か。先週末の米国株は上昇。ダウ平均は4ドル高の39069ドルで取引を終えた。前日の大幅安に対する押し目買いが優勢の展開。ただ、三連休前で上値が重く、下げに転じる場面もあった。エヌビディアが強く、ナスダックは1％台の上昇。最高値を更新した。ドル円は足元156円90銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて200円高の38800円、ドル建てが205円安の38805円で取引を終えた。
米国株高を好感した買いが入ると予想する。前の日の23日にダウ平均は今年最大の下げ幅を記録し、これを受けた24日の日経平均も400円を超える下落となった。米国株が一段安にはならなかったことで、きょうは悲観に傾いた分が修正されるだろう。ただ、ダウ平均が横ばい程度の上昇にとどまったこと、本日の米国がメモリアルデーにより休場であることなどから、商いの盛り上がりは期待しづらい。上に値幅が出れば戻り売りも出てくると思われ、寄った後は方向感に欠ける動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは38600円-38950円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
