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金(ゴールド)、大幅安。FOMC議事要旨から米利下げ開始時期の後退が意識され(XAU/USD 市況と分析)2024/5/23

 

金

金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。

※最新の金(ゴールド)レポートはコチラ

金(ゴールド)市場の値動きまとめ

5月22日のニューヨーク金先物市場で金6月限は続落した。終値は前営業日比33.00ドル安の1オンス=2392.90ドルとなり、約3週間ぶりの大幅安となった。

時間外取引では、ドル安の一服などから手仕舞い売りが優勢の展開となった。日中取引でも、米中古住宅販売件数が予想外に減少したことを受けて売りが先行した。

さらに、この日発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、ディスインフレに予想以上の時間がかかるとの見方が示されたことも金価格の下押し要因となった。

市場では、インフレ高止まりを背景に米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始が当初予想よりも遅れる可能性が意識され、利益確定の売りが広がった。スワップ市場では、年内2回の利下げ織り込みが後退する動きがあった。金は利息が付かないため、高金利長期化はマイナス材料だ。

市場関係者からは、FRB当局者のタカ派的な発言などを受けてロングの勢いが失われた一方、ショートは調整の動きに出ているとの指摘があった。

取引時間中の値動きを見ると、アジア時間に2430.50ドルまで上昇する場面もあったが、ドル高を嫌気した売りに押されて次第に下げ幅を拡大。米国市場の後半には2378.00ドルまで下落し、2400ドルを割り込んだ時点で一部の投資家のストップロス売りも出たようだ。時間外取引では、主に2380ドル近辺で推移した。

目先の金相場は、FRBの利下げ時期を巡る思惑に左右されそうだ。インフレ鈍化の遅れが意識される中、上値は重くなりやすい地合いが続く可能性がある。ただ、地政学リスクへの警戒感は引き続き下支え要因となりそうだ。

最新の金(ゴールド)CFD 日足チャート

30分足チャート

金

日足チャート

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金(ゴールド)CFDについて、テクニカル分析では、単純移動平均線(10日)が右肩上がりで、価格は移動平均線に接近している。また、相場の過熱感をはかるRSIは、「買われすぎ」とされる70から基準の50へ下落している。
 ※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。

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金(ゴールド)の上昇・下落要因

上昇要因

インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。

下落要因

インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。

 
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