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豪ドル/円 今日の見通し「各国PMI発表!製造業の景況感に豪ドルは注目」2024/5/23

 

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オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉

 

豪ドル(AUD)トレードに関わる現在までの相場トピック

・NY原油先物市場は続落。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録がタカ派的だったことで金利高止まりによる米景気悪化懸念が強まり、原油の需要減退予測に繋がった。また、米エネルギー情報局(EIA)の週報で原油在庫が予想外に増加していたことも売り材料となった。終値は前営業日比-1.09ドルの1バレル=77.57ドル(5月22日)。

<WTI原油・商品CFDチャートはこちらはこちら>

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・5月16日発表の豪4月雇用統計は、雇用者数が3.85万人の増加と市場予想(2.37万人増)を上回ったものの、失業率は4.1%へ悪化(前回:3.9%)、労働参加率は66.7%だった。

・5月7日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.35%で据え置きとなった。

・4月24日に発表された豪1‐3月期CPIは前年比+3.6%となり、前四半期(+4.1%)から鈍化したが市場予想(+3.5%)を上回った。同時に発表された豪3月月次消費者物価指数(CPI)は前年比+3.5%で前月(+3.4%)から上昇した。

今日の豪ドル(AUD)トレード メインシナリオ

各国PMI発表!製造業の景況感に豪ドルは注目

本日はドイツやユーロ圏、英国、米国の5月製造業購買担当者景気指数(PMI)・速報値が発表される。市場はドイツや、ユーロ圏、英国では前月から改善を、米国は前月から悪化を予想している。資源国通貨である豪ドルは景気動向に敏感に反応するため、注視したい。

想定される個別シナリオ

■欧英米の製造業PMIが予想を上回る
⇒資源需要が拡大するとの見方が強まる
⇒豪州は資源国
⇒豪ドルは買われる

豪ドル/円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

日米株価動向
独、欧、英、米の製造業PMI

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円、豪ドル/米ドルともに曇り。6時に豪ドル/円のストキャスティクスで買いシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信

外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

12時からのFXライブ解説 配信チャンネルはコチラ

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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