指値・ストップ注文のレート水準と数量がわかる「外為注文情報」から今後のポイントを探ります。
下方向にストップ並ぶ、一目基準線割れなら下げ幅拡大も
本日のアジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は後半に失速。日米の金利差拡大期待をベースにして、ドル/円は156.545円までレンジ上限を広げた。しかし、世界的な株安のほか、日米の金利差が縮小傾向を示したため、ドル/円は156.030円まで押し戻された。
現状レベルの上側では、156.300円~156.700円に売りが観測される。一方で、下方向は155.700円、155.800円、155.900円、155.950円、156.000円に買いが観測されるほか、155.700円、155.750円、155.850円、155.900円、155.950円、156.000円にストップ売りが確認できる。
日足一目均衡表・基準線(執筆時点:156.036円)を割り込んだところにストップ売りが散見される。明確にこのラインを下抜けてくるようだと、次は155.50円付近の21日移動平均線のサポート力を試す展開が意識される。
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