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【見通し】株式明日の戦略-大幅高で39000円を上回る、13週線突破も期待の材料

20日の日経平均は大幅反発。終値は282円高の39069円。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1142/値下がり463。自己株取得・消却を発表した信越化学が大幅高。売買代金上位銘柄では、TOWA、みずほFG、三井E&Sなどが買いを集めた。東電HDや九州電力など電力株がセクターとして強く、北海道電力が8%高。NY原油の上昇を手がかりに、INPEX、ENEOS、富士石油などが急伸した。前期の計画上振れ着地や中計更新に伴う株主還元強化が好感された東北新社が、場中は値が付かずストップ高比例配分となった。

 一方、ディスコやアドバンテストなど半導体株の一角が下落。売買代金上位では、ダイキンや三菱重工が軟調となった。ソニーG、任天堂、バンナムなど、ゲーム株が逆行安。コロプラやミクシィなどソーシャルゲーム関連も弱く、colyが全市場の値下がり率トップとなった。ほか、決算が失望を誘った光陽社やTYKが大幅に下落した。

 日経平均は大幅高となり、節目の39000円を上回った。後場は上げ幅を縮めたものの、高値が39437円まであったことは興味深い。現状では、39000円より上での戻り売り圧力はそれほど強くないと考えられる。ダウ平均同様に、日経平均も「4万」の節目を上回ることへの期待が高まってきた。決算発表一巡で市場エネルギーの低下が警戒されそうであったタイミングで、週初から13週線(39031円、20日時点)を終値(39069円)で上回った。あすはこれより上をキープできるかが注目される。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ