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オージー/円 売り方の買い戻しが続きそう・・・

 

今週の注目通貨ペア・銘柄はこれだ!


■  オージー/円 売り方の買い戻しが続きそう・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。木曜日に長い下ヒゲが出現して下値追いの動きを見せたところは他の対円の通貨ペアと同様ですが、実体線の先週の終値が既に4月26日の高値を大きく上回っている点が他の対円の通貨ペアと異なります。思えば5月2日以降、陰線の出現は1日も見られず、売り方の買い戻し意向がいかに強いものかということを感じさせるチャートとなっていますね。
移動平均線は、3本とも上昇しました。実体線は概ね3本の移動平均線の上側で推移、そして3本の移動平均線がいずれも上昇基調を継続中ということで、上昇トレンドが今なお崩れていないことを示しています。実体線と長期の移動平均線の乖離も5円弱ということで、大きな過熱感を覚える水準からは遠いと考えてよいと思います。
今週は、買い先行スタンスで臨みたいところです。これだけ陽線の出現が続くと、そろそろ売られるのではないかという思いに駆られますが、チャート的に売りを示すものは全く見られず、下がっても上がっても売り方の買い戻しが先行する状況が継続すると考えてよいのではないでしょうか。4月29日の長い上ヒゲも半分以上クリアしていますので、残り部分のクリアをターゲットとした値動きを予想したいところですね。


その他 通貨ペア・銘柄分析


■ ドル/円 なかなか買い進めない・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、木曜日に安値を付ける展開でした。週初は堅調な動きを見せていましたが水曜日の陰線で下落、木曜日も下押しの動きとなりましたが、ここは長い下ヒゲで難を逃れ、金曜日も小陽線で続伸ということで、ひとまず下落リスクが払拭された形での越週となっています。ただ、全体的に見て、他の対円の通貨ペアのような上昇圧力をチャートから感じ取ることはできませんね。。
今週は、少し厳しい条件を付けて買い方向で見てみたい感じがしています。やはり、チャート的には先週水曜日の陰線が大きなアクセントとして残っていますので、実体線が終値ベースで先週水曜日の陰線の胴体部分を超えてくれば・・・という形で買い方針とするようなイメージです。下がったところを買うよりも、高く引けたのを確認してから買い参戦とする方がリスクは小さいような気がしています。

■ ユーロ/円 とにかく下がりにくい・・・ 
先週は、水曜日に高値を付け、木曜日に安値を付ける展開でした。週初からしっかりとした形で始まりましたが、水曜日・木曜日と下押しの場面が見られました。ただ、木曜日の下ヒゲの長さが1円を超え、しかも週間を通じた上下の値幅が2円強ということを考えると、実質的には大きな動きは見られなかったという評価が妥当です。そして週末は陽線で高く引けていまして、先高感のやや強い状況と言えそうです。
今週は、買い先行スタンスで臨みたいところです。先週の動きを見ると、やはり木曜日の長い下ヒゲの出現、そしてその後の上値追いの動きが今の状況を象徴していると思います。MACDもゼロラインの上側で上伸基調を維持していますし、実体線自体が高い位置にいること自体が、売り方の買い戻しを誘発する可能性の高さを示していると思います。

■ ポンド/円 過熱感なき上昇が続くか・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。他の対円の通貨ペアと同様、水曜日・木曜日に下押ししましたが、木曜日の長い下ヒゲにもかかわらず週間の安値を付けたのが月曜日ということで、ポンド円のしっかり度合いが見て取れるということになりそうです。先週木曜日も長い下ヒゲで難局を乗り越え、週末も高く引けていますので、先高感の強い形状と言えそうです。
今週は、買い先行スタンスで臨みたいところです。実体線が高い位置をキープしていますし、チャートを見る限り、売りを選択する理由は特段見当たりません。実体線と長期の移動平均線の乖離も6円強ということでそれほど過熱感を覚える水準ではありません。高値警戒感という言葉に惑わされず、4月29日の上ヒゲにチャレンジする動きを期待、買い先行スタンスを堅持したいところです。

■ ユーロ/ドル 下値不安は大きくないのでは・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。先々週の動きを受け継ぎ、週初からしっかりした動きが続きました。火曜日の陽線で実体線が完全に長期の移動平均線の上側に顔を出汁、水曜日の陽線の出現で売り方は完全に降参、木曜日以降も下値を模索する局面では着実に売り方の買い戻しが入り、週末もそこそこ高いレベルを保っての越週となっています。
今週は、買い先行スタンスで臨みたいところですね。実体線が長期の移動平均線の上側に居場所を変えた意義は小さくないと思います。実体線が既に4月10日の大陰線もカバーしていることを考えると、下値不安は相当程度払拭されたと考えるべきでしょう。MACDもゼロラインの上側で上昇基調を保っていますし、妙に弱気になる必要はないような気がしています。

■ 金スポット 上値追いの可能性が高いか・・・ 
先週は、週初は落ち着いた動きを見せていましたが、水曜日の陽線で先々週の戻り高値を超え、さらに金曜日の陽線で上伸、一気に終値ベースで4月の戻り高値を更新してきました。こうなると再び売り方の買い戻しが持ち込まれる展開・・・4月の高値形成時と比較しても、今回は陽線の力強さが目立つところですね。
今週は、買い先行スタンスで臨みたいところです。短期・中期のゴールデンクロスに加えて、実体線が3本の移動平均線の上方での推移を継続していること、MACDもゼロラインの上側でゴールデンクロスを形成と、チャート的に見て売りを示すものが見当たらない以上、妙に弱気になる必要はないような気がします。素直に買いスタンスで臨む局面と考えます。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

 

※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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