17日の香港市場は堅調に推移か。米連邦準備理事会(FRB)が年後半に利下げを開始するとの期待が引き続き支えとなるだろう。前日の米株式相場は短期的な過熱感から下落したものの、15日発表の4月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことで、米インフレ再燃への警戒感は後退している。
もっとも、米長期金利の低下が一服したことは懸念材料。16日のNY債券市場で、長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比0.03%高い4.37%で終えた。一方、中国ではきょう午前に発表される4月の鉱工業生産や小売売上高などの経済指標が注目の材料となる。
16日のNY株式相場は、ダウ平均が3営業日ぶりに反落。一時は4万米ドルの大台を突破したが、終盤にかけて利益確定売りに押された。ハイテク株主体のナスダック総合も4営業日ぶりに反落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、大型ネット株のアリババ集団(09988)、テンセント(00700)、美団(03690)、保険株のAIAグループ(01299)、中国平安保険(02318)が香港終値を上回る一方、英金融大手のHSBC(00005)、電気自動車の理想汽車(02015)が下回って終えた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
読む前にチェック!最新FX為替情報
読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!
最新FX為替情報
- スプレッド
- 始値比
- H
- L