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ドル円午前の為替予想、米CPI前後のドル売りは過剰反応か 2024/5/16


午前の為替予想は… 米CPI前後のドル売りは過剰反応か

作成日時 :2024年5月16日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

154.000-155.400円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は154円台へ下落した。注目が集まった米4月消費者物価指数(CPI)は、概ね予想通りではあったものの前年比の伸びが3カ月ぶりに鈍化したことなどからインフレ圧力が緩和したと受け止められて米長期金利が低下。同時に発表された米4月小売売上高が市場予想を下回ったこともあってドルが大幅安となり、1週間ぶりに154.69円前後まで下落した。
ドル/円は米CPIの発表前から断続的に売りが出ており、発表後にさらに売りが強まった格好だ。買い持ちに大きく傾いていた短期筋の損失確定売りを誘発したがゆえの動きと見られる。米連邦準備制度理事会(FRB)が、利下げの前にインフレが継続的に鈍化していることを確認する必要があると表明していることを考えるとCPIに対するドルの反応はやや過剰にも思えるが、その背景にはこうした動きがあったのだろう。
本日もドル安の余韻が残る可能性はあるが、低金利の円が売られやすい地合いが大きく変わったわけではない。むしろ、米長期金利の低下で世界的に株価の上昇が見込めることから円売りが優位となってもおかしくなさそうだ。本日についてはドル/円の不安定な値動きが続くことも考えられるが、次第に下値を切り上げていくと見ている。

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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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