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注目の物価指標を受けて米国の長期金利が低下し、米国株にも強い動きが見られたことから、日本株にも買いが入ると予想する。PPIの内容自体は強かったため、米金利が低下しても為替はそれほど円高(ドル安)には触れていない。急速な円安進行は介入警戒を高めるが、急速な円高進行も日本株を買いづらくするため、ドル円が落ち着いていることはポジティブ。本日、米国では4月の消費者物価指数(CPI)や小売売上高の発表があり、これらも見定めたい状況ではある。ただ、米3指数の中で最も金利に敏感なナスダックがこのタイミングで高値を更新してきたことは、先高期待を高める。ギャップアップスタートから、場中は下げづらく上げやすい地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは38500円-38800円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ