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ドル円157円到達のカギは米PPIに!イエレン財務長官、3度目の「介入まれ」発言の意味(今日のFX予想)2024/5/14

 

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

今日のドル円  テクニカル分析で環境認識(動画の内容 ポイントまとめ)

■ドル円の動向

- 現在、ドル円は7営業日連続で陽線を形成し、力強い展開となっている
- フィボナッチを引くと、半値戻しの水準である156円は昨日突破し、今日は156円半ばまで上値を切り上げている
- 次のターゲットは61.8%戻しの157円となる

■テクニカル分析

- 10日線と20日線はデッドクロスになっているが、短期的な陽線の連続で上昇傾向であることが分かる
- RSIは50ライン上で上昇しており、基本的には上昇の目線に変わりない

■今後の見通し

- 本日21時半にアメリカの生産者物価指数(PPI)が発表され、結果次第で十分な動きが出る可能性がある
- 157円を突破した後は、円買い介入の警戒感が出てくる可能性がある
- イエレン米財務長官が3度目となる介入に対する発言を行い、本邦政府・日銀としては介入を行いづらくなる可能性がある
- ニューヨーク連銀が4月の期待インフレ率を発表し、前回から上昇している
- PPIや明日の消費者物価指数(CPI)が予想を上回る可能性があり、FRBの利下げ開始時期が後ずれする可能性がある
- パウエルFRB議長の講演でも、利下げに対する見解に注目が集まる

■取引戦略

- 上昇基調に変わりないため、基本的な買い目線、押し目買い目線に変わりない
- 157円が1つのターゲットになっており、そこを突破して明日のCPIを迎えるのか、156円から155円台で横ばいになって明日を迎えるのかに注目する

総じて、ドル円は上昇基調を維持しており、157円到達のカギは本日の生産者物価指数の結果にかかっている。イエレン米財務長官の介入に対する発言やパウエルFRB議長の講演にも注目が集まる。押し目買いを中心とした戦略が有効と考えられる。

『最新のドル/円相場を解説』

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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