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【見通し】14日香港株=上値が重いか、米物価指標の発表控え様子見

14日の香港市場は上値の重い展開か。前日の米ハイテク株高に伴い運用リスクを取りやすくなった半面、ニューヨーク連銀が発表した1年先のインフレ期待が上昇したことで、米連邦準備理事会(FRB)が利下げに慎重になるとの見方が強まりそうだ。14日に4月の米卸売物価指数(PPI)、15日に4月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、次第に様子見気分が広がると予想する。

 一方、中国の財政出動が投資家心理の支えとなるだろう。中国財政部は13日、償還期間30年の超長期特別国債を17日から発行すると発表した。また、業績を手掛かりとする個別物色が引き続き活発となりそうだ。きょうは大型ネット株のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)がともに2024年1-3月期決算を発表する。

 13日のNY株式相場は高安まちまち。ダウ平均が9営業日ぶりに反落した一方で、ハイテク株主体のナスダック総合は反発した。米10年債利回りが上昇し、ウーバーやインテルなどのハイテク株の一角が下落したものの、来週に注目の米4月消費者物価指数(CPI)の発表を控える中、センチメントは引き続き良好だった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、HSBC(00005)やテンセント(00700)、美団(03690)、アリババ集団(09988)がいずれも香港終値を上回って引けた。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ