FXとCFDの最新状況：円安傾向が鮮明に、原油の上値重く、米国株式は堅調【明快！テクニカルレビュー】
動画配信期間：2024/05/13～2024/08/13
大手銀行で為替・債券・スワップ市場のチーフディーラーとして活躍した経験を持つ百戦錬磨のプロトレーダー、井上義教氏が、毎週掲載される「ＦＸ ウィークリーテクニカルレポート」のレビューを明快に解説いたします！
時間がない方向け「ポイント要約」
目次
0:00 今回のダイジェスト
0:29 ドル円：買いの勢いが強まる
1:30 ユーロ円：円安傾向が鮮明に
2:33 ポンド円：出遅れ感はあるが上昇傾向
3:08 豪ドル円：対円通貨ペアで一番強い
4:05 対ドル：ユーロドルが買いに傾く
6:17 ファンダメンタルズ：米金利動向に注目
7:12 CFD：原油は重く、米国株式は堅調
8:21 【PR】口座開設特別キャンペーン
動画の要約・まとめ
ドル円：買いの勢いが強まる
ドル円のチャートを見ると、介入後に円高になったものの、その後はかなり戻しています。5月1日の陰線の半分ぐらいまで戻し、短期と中期の移動平均線もデッドクロスからゴールデンクロスしそうな勢いです。MACDも下げ止まりの雰囲気を見せており、チャート的には買いで攻めるべきでしょう。
ユーロ円：円安傾向が鮮明に
ユーロ円は、ドル円よりも強い動きを見せています。5月1日の陰線をほぼ埋める形で終値を付け、移動平均線やMACDもゴールデンクロスしています。円が国際的な基軸通貨から外れていくような状況が見られます。
ポンド円：出遅れ感はあるが上昇傾向
ポンド円はユーロ円と比べると出遅れ感がありますが、それでも上昇傾向は明らかです。対円で入るならユーロ円が最も優位でしょう。
豪ドル円：対円通貨ペアで一番強い
豪ドル円は、主要通貨ペアの中で最も強い形状を示しています。5月1日の陰線を完全に包み込み、移動平均線に支えられながら上昇を続けています。これは買いの状況だと言えます。
対ドル：ユーロドルが買いに傾く
対ドルでは、ユーロドルが買いに傾きつつあります。上値追いの動きを見せており、下落のショックも薄らいでいます。一方、ポンドドルは出遅れている印象です。豪ドル米ドルは、他のペアとは異なる強い動きを見せています。
ファンダメンタルズ：米金利動向に注目
ファンダメンタルズの面では、アメリカの金利動向が気になるところです。経済成長やインフレ率次第では、ドル金利が下がり、ドル売りにつながる可能性もあります。
CFD：原油は重く、米国株式は堅調
CFDでは、原油は上値の重い展開ですが、米国株式市場は堅調に推移しています。日経平均株価とは対照的に、米株は目先強気で見ていいかもしれません。
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「ＦＸ ウィークリーテクニカルレポート」
井上義教 氏株式会社チャートリーディング 代表取締役 昭和39年東京都生まれ。 昭和63年大阪大学経済学部卒業、同年大和銀行入行、平成3年よりロンドンの証券現法にてディーリング業務に従事。 平成15年に退社するまで為替・債券・スワップ市場を歴任、チーフディーラーとしてチームを統括。 平成28年 株式会社チャートリーディング設立とともに代表取締役に就任。
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