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ユーロ/円 下値不安は大きく払拭されたか・・・

 

今週の注目通貨ペア・銘柄はこれだ!


■  ユーロ/円 下値不安は大きく払拭されたか・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先々週の後半が陰線続きでしたので下値不安が想定される週初でした。しかし、フタを開けてみれば陽線の連続出現でV字型に跳ね返し、一気に167円台の後半へ駆け上がる展開となっています。ここまで戻すと下値不安も完全に払拭されたと判断せざるを得ない状況と言えるのではないでしょうか。
移動平均線は、3本とも上昇しました。短期と中期の移動平均線が先週初めにわずかにデッドクロスしましたが、そのタイミングを待ち構えていたかのようにすぐにゴールデンクロスへと切り返し、MACDもゼロラインのかなり上側の位置で再びゴールデンクロスを形成、チャート的にはかなり強い状況と言えそうですね。
今週は、買い先行スタンスで臨みたいところです。先々週からの動きを見るにつけ、大きな下値不安は完全に払拭されたと考えてよいような気がします。ポイントとなる5月1日の陰線はほぼカバーしつつありますし、終値ベースで見た場合には4月26日・4月30日に次いで3番目に高い位置ということを考えると、売り方の買い戻し意向が先行する展開となるような気がします。


その他 通貨ペア・銘柄分析


■ ドル/円 ジリ高基調? 
先週は、月曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。先々週の終わりの引け味があまり良くなかったことから下値模索の可能性も考えられましたが週初から陽線で跳ね返し終始堅調な展開、結局155円台の後半へ持ち上げられての越週となっています。完全に下値不安が払拭されたわけではありませんが、ここまで戻せば買い方は一安心といったところではないでしょうか。
今週は、やや買い先行スタンスで臨みたいところです。5月1日の大きな陰線がポイントになるところですが、この陰線の胴体部分の半分程度を既に戻していて、大きな下値不安が勃発する可能性は高くないように思われます。「下がらないのならジリ高?」といった形の値動きが続くのではないでしょうか。

■ ポンド/円 下がらないのなら・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。ドル円・ユーロ円と同様、先週末の引け味が良くなかったことから下値模索の展開が予想されましたが、週初から反発に転じ、陽線続きで目覚ましく反発、一気に下値不安を払拭する形となっています。終値ベースで見てもかなりの高さまで戻している点は恐るべき反発力との評価が妥当と言えそうです。
今週は、買い先行スタンスで臨まざるを得ないと思います。先々週のような形で下値不安を醸し出しながらもV字型に反発する状況を目の当たりにさせられると、売り方の買い戻し意向が先行するのは無理もないところと言えそうです。また、5月1日の陰線の胴体部分が恰好のターゲットとしてワークしそうな雰囲気もあり、これを回復してしまうと、もはや売り方は降参するより選択がない状況に陥ります。素直に買い先行スタンスとしたいイメージです。

■ オージー/円 対円の中では最強・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。他の対円の通貨ペアと同様、週初から陽線の連続出現でV字型に値を戻しました。また、特筆すべきは終値ベースで4月26日に次いで高いレベルまで値を戻している点で、5月1日の陰線を完全に包んでしまった点を考えても、売り方の窮地が見て取れそうな状況と言えそうです。
今週は、買い先行スタンスで臨みたいところです。チャート的に売りを示唆するものは全く見られず、素直に売り方の買い戻しが先行する展開を予想するということでよいような気がしています。ボリンジャーバンドの幅がやや広がりを見せていますのでボラティリティの高まりには注意が必要ですが、実体線と長期の移動平均線の乖離にも過熱感は見られず、大きな下値不安は払拭されたと考えてよいのではないでしょうか。

■ ユーロ/ドル 高く引ければ視界が開けるか・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、木曜日に安値を付ける展開でした。週間を通じて大きな動きが見られたわけではないのですが、週初は上値追いの動きを見せるも上ヒゲで跳ね返され、中盤は下値を追いそうな動きを見せるも木曜日の陽線で反発、金曜も上値を追うことなく、何とも中途半端な形での越週となっています。ただ、先週末の終値自体は高いレベルを保っていますので、下値不安の大きさを感じさせるものではありません。
今週は、やや買い先行スタンスで臨みたい感じがしています。特に買いを示唆する強いチャート指標が見られるわけではありませんが、先週後半の動きを見るにつけ、実体線が長期の移動平均線に遠慮がちにトライしている様子が気がかりです。無理な力が働いてレンジに抑え込まれてしまうと、その反動はいずれチャートに現れます。実体線が長期の移動平均線を上回って引けるようであれば、素直に買いスタンスを取りたいイメージです。

■ SP500 上値追いの可能性が高いか・・・ 
先週は、月曜日から陽線が出現、結局は先々週の取引価格帯の上方での取引が続き、売り方の買い戻しが優先する展開となっています。実体線は完全に長期の移動平均線の上方での取引が続き、3本の移動平均線も明確に上昇基調を維持しています。
今週は、買い先行スタンスで臨みたいところです。気付けば4月上旬の戻り高値までの距離はほとんど残されていない状況となっていて、戻り高値更新も完全に射程圏内と考えるべきでしょう。先々週以降の値動きを見る限り、下値リスクはかなり払拭された可能性が高いと考えられ、高値警戒感という言葉に惑わされずに、素直に買い先行スタンスで臨みたい感じがしています。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

 

※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。また、本レポートに記載された意見や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、株式会社チャートリーディングならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。