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ドル円相場5/6週振り返り 買い戻し進む

ドル円 買い戻し進む

今週初めのドル円は先週末の米雇用統計後の下落からやや持ち直し、152円台後半でスタートしました。

先週、為替介入と見られる動きがあったことに加えて米雇用統計が弱い結果となったことで、ドル円相場は8円以上円高が進み、一時151円台後半まで下落しました。

週明けは買い戻しが進み、8日(水)には155円台を回復しました。
植田総裁が「円安の影響が想定以上に大きい場合は金利をより早めに調整していくことが適当になる」との見解を示し、鈴木財務相も「引き続き為替動向を注視し、万全の対応を取る」と発言して円安をけん制しましたが、市場の反応は限定的となりました。

9日(木)午前には先月開かれた日銀会合における主な意見が公表され、今後の利上げに関する発言が目立ったことで円買いが強まり、ドル円は一時155円台前半まで弱含みましたが、その後買い戻され156円目前まで上昇しました。

9日夜に米新規失業保険申請件数が発表されると、予想を上回る結果を受けてドルを売る動きが強まり、10日(金)午前には155円台前半へと押し戻されましたが、その後155円台後半へと切り返し底堅い動きとなりました。

今週のドル円は大きな材料に乏しい中でも円売りドル買いの動きが継続し、先週の下落から値を戻す展開となりました。

来週は米4月消費者物価指数(CPI)や米4月小売売上高などの重要イベントが予定されています。
米4月雇用統計や米新規失業保険申請件数が弱い結果となったことで米労働市場逼迫の緩和が意識されており、FRBの利下げ開始時期を見通す上で来週の米指標が重要なデータとして注目されることとなりそうです。

 



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