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ドル円新たな動きの予感…来週は米CPIなど!イベントまとめ(今日から来週のFX予想)2024/5/10

 

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

今日のドル円  テクニカル分析で環境認識(動画の内容 ポイントまとめ)

■ドル円の相場展開
- 156円台の上値が重たい状況だが、155円台前半では押し目買いが入りやすい
- 来週に注目イベントが控えているため、今日は様子見ムードの展開が想定される
- 米国の新規失業保険申請件数の結果を受け、ドル円は一時的に下落したものの、上昇トレンドに変化はない

■来週の注目ポイント
- 5月15日に発表される米国4月消費者物価指数(CPI)が最重要イベント
- CPIの結果次第で市場の利下げ観測が変化し、ドル相場に影響を与える可能性がある
- CPIの予想値との比較(上振れ・下振れ)がドル相場の変動要因になる

米CPI経緯

■テクニカル分析
- フィボナッチの半値戻しである156円の突破が重要なポイント
- 156円を突破した後は、61.8%戻しの157円がターゲットになる
- ただし、157円台は政府・日銀による円買い介入が警戒される水準であり、神経質な動きになる可能性がある

■トレード戦略
- 基本的には上昇トレンドが継続すると見られるため、買い目線で押し目買いを行う
- 156円を突破すれば157円、158円と高値を模索する動きが出る可能性がある
- ただし、157円台では為替介入の警戒感から注意が必要

全体として、ドル円は156円の突破を目指す動きが想定されるが、来週の重要イベントを控えて今日は様子見ムードになりやすい。156円を突破した場合は157円、158円と高値を目指す可能性があるものの、157円台では為替介入への警戒感から慎重な対応が求められる。引き続き上昇トレンドを想定しつつ、柔軟な取引を心がける必要がある。

『最新のドル/円相場を解説』

『19時30分からFXのライブ配信』

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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