動画で見通しを解説
S&P500、NYダウ：最新の見通し
■S&P 500の動向
- S&P 500は5,200ポイントを明確に上抜け、史上最高値である5,280ポイント台を目指す展開となっている。
- 昨日の予想外の悪化した米新規失業保険申請件数を受け、FRBの年内利下げ開始観測が強まったことが背景にある。
■今後の見通し
- 15日の米4月消費者物価指数(CPI)の結果次第では、利下げ開始時期が9月から7月との見方に変化する可能性がある。
- その場合、株価のさらなる上昇が期待される。
- その後のパウエルFRB議長の発言にも注目が集まる。
■テクニカル分析
- 移動平均線は上昇基調を維持し、強気のパーフェクト・オーダーが継続している。
- RSIが一時的に下落しているものの、ロウソク足の構成は上昇を示している。
■取引戦略
- 5,200ポイントを上回る水準では、押し目買いの好機となる可能性がある。
- 5,280ポイントの市場最高値を突破すれば、次なる目標は5,300ポイントとなる。
総じて、S&P 500は5,200ポイントを明確に上抜け、市場最高値への挑戦を継続している。重要経済指標の結果次第では、さらなる上昇余地があると期待される。投資家は押し目買いなどの機会を捉える戦略が有効と考えられる。
S&P500 チャート分析①（日足）
S&P500 チャート分析②（4時間足）
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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員宇栄原 宗平（うえはら・しゅうへい）
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月（株）外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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