S&P500CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」での銘柄名:米国SP500)について、現在までの推移とこの先のポイントについて短時間で確認できるよう簡潔にまとめました。
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ここまでのS&P500の値動き まとめ
5月1日の米国株式市場は、まちまちの展開となった。ダウ平均は87.37ドル高の37,903.29ドルで取引を終え、S&P500は17.30ポイント安の5,018.39、ナスダック総合は52.34ポイント安の15,605.48で引けた。
この日は、FRBが連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り政策金利を据え置いたものの、パウエルFRB議長が記者会見で次の一手として利上げの可能性は低いと発言したことが好感された。しかし、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)など半導体株の下落が相場の重石となった。
ダウ平均は、パウエル議長の発言を受けて一時533ドル高まで上昇したが、終盤にかけて上昇幅を縮小。S&P500とナスダック総合も一時は大幅に上昇したものの、引け前1時間に下げに転じ、それぞれ2日続落となった。
フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3.54%安と大幅に2日続落した。
パウエルFRB議長の会見を受けて、米10年債利回りは4.68%から4.63%に低下し、政策金利に敏感な米2年債利回りも5.04%から4.96%に低下した。
AMDは当四半期のAI向け半導体の売上高見通しが嫌気され8.91%安となり、スーパー・マイクロ・コンピューターも1-3月期の売上高が予想を小幅に下回ったことから14.03%安と急落した。一方、アマゾン・ドット・コムは前日発表した四半期決算で売上高が市場予想を上回り、2.2%上昇した。
最新のS&P500CFDチャート(外為どっとコム「CFDネクスト」)
30分足チャート
日足チャート
日足チャートを見ると、10日移動平均線は横ばいになり、価格は移動平均線を下回った。相場の過熱感をはかるRSIは基準となる50から「買われすぎ」とされる70にむけ上昇している。
※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。
米国SP500 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
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S&P500の上昇・下落要因
上昇要因
経済指標の改善: 雇用統計、GDP成長率、消費者信頼感指数などの経済指標が良好な場合、市場の信頼感が高まる。
企業業績の向上: S&P 500を構成する企業の業績(収益、利益など)が予想を上回る場合、株価は上昇する傾向にある。
低金利環境: 金利が低いと、投資家はよりリスクのある資産(株式など)に投資しやすくなる。
政策的支援: 政府や中央銀行(FRB)による経済刺激策や金融緩和策が市場を支える場合がある。
技術革新: 新技術や産業のイノベーションが将来の成長への期待を高める場合がある。
外国からの資本流入: 外国投資家による米国株への投資が増加すると、株価は上昇しやすい。
下落要因
経済指標の悪化: 経済指標が悪化すると、経済の先行きに対する懸念から株価が下落することがある。
企業業績の悪化: S&P 500を構成する企業の業績が予想を下回ると、株価は下落やすい。
金利の上昇: 金利が上昇すると、借入コストが増加し、企業の利益に悪影響を及ぼす可能性がある。また、安全資産へのシフトが起こる可能性もある。
地政学的リスク: 戦争、テロ、政治的不安定などの地政学的リスクが高まると、市場のリスク回避姿勢が強まる。
規制の変更: 企業活動に影響を与える法律や政策の変更が予想される場合、市場は不確実性を嫌って株価が下落することがある。
市場の過熱: 株価が実体経済と乖離して過熱感がある場合、調整が入りやすく、下落につながることがある。
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