金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。
金(ゴールド)市場の値動きまとめ
4月25日のNY金先物市場で金6月限は4営業日ぶりに反発した。COMEXの金先物6月限の終値は前営業日比4.10ドル高の1オンス=2342.50ドルとなった。
米国内総生産(GDP)統計の発表を受けて、売り買いが交錯する展開となった。GDP統計では、景気減速が示される一方で、インフレの根強さも浮き彫りとなった。これを受けて、金融当局の利下げを巡る不確実性が高まったものの、金は安全資産としての買いが優勢となった。
市場関係者からは、成長鈍化とインフレ加速の組み合わせは他の資産にとってマイナスとなる一方、金の見通しを強めるとの指摘があった。利下げ観測の後退を意識した売りよりも、代替資産としての金の妙味が強く意識されたようだ。
目先はレンジ相場が続く展開が予想されている。
最新の金(ゴールド)CFD 日足チャート
30分足チャート
日足チャート
金(ゴールド)CFDについて、テクニカル分析では単純移動平均線(10日)が右肩下がりで、価格は移動平均線の下で推移している。また、相場の過熱感をはかるRSIは、基準である50%から、「売られすぎ」とされる30%へ低下傾向にある。
※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。
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お知らせ:CFD銘柄の解説を月~木の20時ごろからライブ配信
外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、最新の市況解説を行うため、平日月曜から木曜まで20時ごろからライブ配信しています。FX初心者向けにFXやCFDの基本的な説明、また米ドル円を中心にここまでの相場の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。配信の後半では、金(ゴールド)などCFD銘柄のチャート分析も行っています。配信は、YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。
金(ゴールド)の上昇・下落要因
上昇要因
インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。
下落要因
インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。
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