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ドル/円、日銀サプライズ期待でショートトレード【ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー】

 

FXトレードストラテジー

個人投資家として活躍するひろぴー氏が、独自の最新マーケット分析を毎週公開します。現在のFXマーケットを取り巻く情報の整理をする際、また短期間の FXトレード戦略を考える際に、お役立てください。

作成日時:2024年4月24日14時
執筆:CXRエンジニアリング株式会社 代表取締役 ひろぴー

ドル/円が154円に乗せてから約10日が経過しましたが、完全に膠着相場となっております。 
前回の152円超えにかかった時間は3週間強でしたので、155円突破にかかる時間はもう10日〜2週間でしょうか(笑)? 
来週の金曜日は雇用統計ですので、超えてくるタイミングとしては、5月1週目の金曜日を意識しておくと良さそうです。
筆者は154円台でポジションをクローズし、現在はドル/円のショートトレードを開始しております。 
もちろん、介入期待もありますが、今週日銀のサプライズにも期待した売りトレードを実行中です。 
今週限りのショートトレードを行っている状態です。 

ドル/円、154円割れ期待のトレード

出所:TradingView

ドル/円1時間足分析です。 
目先、どの時間足も方向感がないので、テクニカル分析することが正直苦しい状況です(笑) 
152円を突破する前の値動きを参考にコメントを残しますと、150.50-151.95がコアレンジでした。 
ところどころ急落するのですが、為替介入発言や中東リスクに基づいたきっかけで下落しております。 
戦略としては、金曜日までにショートポジションを持ち続ける予定ですが、154円を割り込まず、日銀植田総裁の記者会見を迎える場合は、ショートトレードを終える予定です。 
以下、個人的な憶測ですが、前回の日銀による政策変更は事前に先出しアナウンスをしすぎたことが失敗だったと思われます。 
機関投資家を儲けさせただけだと思いますし、日銀や財務省からすれば、リークしたことが失敗に繋がったと反省している可能性が高いのではないでしょうか。
今回、サプライズで政策金利引上げなどが行われれば、戦略を変更してきたということになりそうです。このサプライズに期待してショートトレードを狙っております。 
ストップは155.00円程度におき、タッチされたら負けといった具合でストップは155円超えではなくて、タッチしたら終了という考えでリスク管理しております。 
前回の151.97円が高値でしたから、この実績を元にギリギリのポイントでストップを置いています。 

ポンド/ドル、1.2500はクラスターポイント

出所:TradingView

ここ最近ユーロ/ドルの下落もそうですが、ポンド/ドルの下落も顕著になってきました。 
BOEメンバーからハト派な発信もありで、6月ユーロの利下げ期待からポンドも近々利下げか!?といったところでしょう。 
英国は政策金利が5.25%と高いため、欧州よりも引き下げのバッファがあります。 
よって、ポンド売りトレードを意識始めるのも良いかもしれません。 3月の英CPIは+3.2%となりましたが、米CPI水準を下回ってきております。 2%台に入ってくると、さらに意識が高まってくるでしょう。 
これらのファンダメンタルズを意識して戻り売りポイントをご紹介します。 
4月の高値と安値を結んだ下落トレンドにフィボナッチをあてますと、50%戻しがぴったり1.2500となります。 
過去にサジサポラインになったポイントでもありますので、クラスターポイントとしては絶好の売り場になる可能性があります。 
よって、この水準からの打診売りを狙っていきたいと思います。 
ドル/円、クロス円に関しては、日銀や為替介入次第なので、今週に限ってはファンダメンタルズトレード1本勝負、他のドルストレートでは、ユーロ/ドルやポンド/ドルの戻り売り水準にまで少しずつ上昇してきていますので、今週後半に戻り売りの機会があれば、そのタイミングで仕掛けたいと考えております。

【ひろぴー氏出演動画】

 
ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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