S&P500CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」での銘柄名:米国SP500)について、現在までの推移とこの先のポイントについて短時間で確認できるよう簡潔にまとめました。
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ここまでのS&P500の値動き まとめ
4月19日の米国株式市場でS&P500種株価指数は6営業日続落となり、節目の5,000ポイントを割り込んだ。前営業日比43.89ポイント(0.88%)安の4,967.23ポイントで取引を終えた。6営業日続落は2022年10月以降で最長となる。
朝方は中東情勢の緊迫化に対する過度な警戒感が後退し、買い戻しの動きが先行した。ダウ平均は主要企業の決算発表を控えた買いに支えられ、終日堅調に推移した。
一方、ハイテク株には利益確定の売りが膨らんだ。背景には、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待が大きく後退する中、米国債利回りの上昇を受けて高バリュエーション銘柄を敬遠する動きがあるとみられる。
個別では、動画配信のネットフリックスが第1四半期決算で市場予想を上回る内容を発表したものの、第2四半期の売上高見通しが予想を下回ったことや、来年から四半期ごとの有料会員数と1会員当たり売上高の開示を取りやめる方針を示したことが嫌気され、9.0%安となった。これがS&P500種とナスダック総合指数の主要な下落要因となった。
AI関連銘柄として人気の高いエヌビディアなども大幅安となるなど、ハイテクセクターの下げが目立った。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は週間ベースで9.23%安と、過去2年間で最大の下げを記録した。
今週は、マイクロソフト、メタ、アルファベット、テスラなど主要ハイテク企業の決算発表を控えている。AI関連の期待の高まりを反映した株価に対し、決算内容で強い業績見通しが示されるかどうかに注目が集まっている。
市場では、FRBの利下げ期待後退を受けて4月に入ってからの調整局面がしばらく続くとの見方が多い。ただ、決算内容自体は総じて良好で、調整一巡後を見据えた買い待ちの姿勢も維持されている。
最新のS&P500CFDチャート(外為どっとコム「CFDネクスト」)
30分足チャート
日足チャート
日足チャートを見ると、10日移動平均線は右肩下がりが続き、終値は移動平均線から大きく乖離し、下に位置している。相場の過熱感をはかるRSIは「売られすぎ」とされる30を割り込み20近辺で推移している。
※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。
米国SP500 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
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S&P500の上昇・下落要因
上昇要因
経済指標の改善: 雇用統計、GDP成長率、消費者信頼感指数などの経済指標が良好な場合、市場の信頼感が高まる。
企業業績の向上: S&P 500を構成する企業の業績(収益、利益など)が予想を上回る場合、株価は上昇する傾向にある。
低金利環境: 金利が低いと、投資家はよりリスクのある資産(株式など)に投資しやすくなる。
政策的支援: 政府や中央銀行(FRB)による経済刺激策や金融緩和策が市場を支える場合がある。
技術革新: 新技術や産業のイノベーションが将来の成長への期待を高める場合がある。
外国からの資本流入: 外国投資家による米国株への投資が増加すると、株価は上昇しやすい。
下落要因
経済指標の悪化: 経済指標が悪化すると、経済の先行きに対する懸念から株価が下落することがある。
企業業績の悪化: S&P 500を構成する企業の業績が予想を下回ると、株価は下落やすい。
金利の上昇: 金利が上昇すると、借入コストが増加し、企業の利益に悪影響を及ぼす可能性がある。また、安全資産へのシフトが起こる可能性もある。
地政学的リスク: 戦争、テロ、政治的不安定などの地政学的リスクが高まると、市場のリスク回避姿勢が強まる。
規制の変更: 企業活動に影響を与える法律や政策の変更が予想される場合、市場は不確実性を嫌って株価が下落することがある。
市場の過熱: 株価が実体経済と乖離して過熱感がある場合、調整が入りやすく、下落につながることがある。
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