S&P500CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」での銘柄名:米国SP500)について、現在までの推移とこの先のポイントについて短時間で確認できるよう簡潔にまとめました。
※最新のS&P500レポートはコチラ
ここまでのS&P500の値動き まとめ
4月17日の米国株式市場でS&P500種株価指数は4営業日続落となった。前営業日比29.20ポイント(0.58%)安の5,022.21ポイントで取引を終え、過去最高値からの下落率は4%を超えた。
序盤は買い戻しが先行したものの、その後は上値が重くなり、結局マイナス圏で引けた。特に大型ハイテク株の一角が売り圧力を浴びた。オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングが市場予想を下回る受注を発表したことで、エヌビディアなど米国の半導体関連株に売りが波及した。
市場関係者からは、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を巡る不透明感や決算発表シーズン序盤の軟調な企業業績が相場の重しになっているとの指摘があった。パウエル FRB議長が前日に金融引き締め政策の長期化を示唆したことで、利下げ観測が後退しているほか、中東情勢の緊迫化も警戒されている。
ただ、企業業績については前向きな見方も聞かれる。米企業の利益は年末にかけて投資家の期待に応えられるとの見方が広がりつつある。市場では、企業利益が第1四半期に底打ちし、第2四半期以降は回復・拡大に転じるとの予想がある。
目先は神経質な展開が続きそうだが、ファンダメンタルズは底堅く、株価の調整局面は一時的なものにとどまるとの見方もある。各社アナリストからは、足元の下落局面を利用して強気スタンスを強化しているとの声も聞かれた。
最新のS&P500CFDチャート(外為どっとコム「CFDネクスト」)
30分足チャート
日足チャート
日足チャートを見ると、10日移動平均線は右肩下がりが続き、終値は移動平均線から大きく乖離し、下に位置している。相場の過熱感をはかるRSIは「売られすぎ」とされる30を割り込み20近辺で推移している。
※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。
米国SP500 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
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S&P500の上昇・下落要因
上昇要因
経済指標の改善: 雇用統計、GDP成長率、消費者信頼感指数などの経済指標が良好な場合、市場の信頼感が高まる。
企業業績の向上: S&P 500を構成する企業の業績(収益、利益など)が予想を上回る場合、株価は上昇する傾向にある。
低金利環境: 金利が低いと、投資家はよりリスクのある資産(株式など)に投資しやすくなる。
政策的支援: 政府や中央銀行(FRB)による経済刺激策や金融緩和策が市場を支える場合がある。
技術革新: 新技術や産業のイノベーションが将来の成長への期待を高める場合がある。
外国からの資本流入: 外国投資家による米国株への投資が増加すると、株価は上昇しやすい。
下落要因
経済指標の悪化: 経済指標が悪化すると、経済の先行きに対する懸念から株価が下落することがある。
企業業績の悪化: S&P 500を構成する企業の業績が予想を下回ると、株価は下落やすい。
金利の上昇: 金利が上昇すると、借入コストが増加し、企業の利益に悪影響を及ぼす可能性がある。また、安全資産へのシフトが起こる可能性もある。
地政学的リスク: 戦争、テロ、政治的不安定などの地政学的リスクが高まると、市場のリスク回避姿勢が強まる。
規制の変更: 企業活動に影響を与える法律や政策の変更が予想される場合、市場は不確実性を嫌って株価が下落することがある。
市場の過熱: 株価が実体経済と乖離して過熱感がある場合、調整が入りやすく、下落につながることがある。
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