金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。
金(ゴールド)市場の値動きまとめ
4月16日のNY金先物市場で金6月限は4営業日続伸となった。COMEXの金先物6月限の終値は前営業日比24.80ドル高の1オンス=2407.80ドルで、史上最高値を更新した。時間外取引では一時2414.80ドルまで上昇する場面もあった。
中東情勢を巡る地政学的リスクの高まりから、安全資産としての金への逃避需要が優勢となった。イスラエルがイランに対する対抗措置を取る姿勢を示したことも金価格の支援材料となった。日中取引では利食い売りに上値を抑えられたものの、底堅い値動きが継続した。
金のスポット相場は数週間にわたって上昇トレンドが継続している。米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言からアメリカの利下げ開始時期の後ずれが意識されたものの、中央銀行による活発な購入や中国の消費者需要の増加などが金価格の支援材料となっている。
大手金融機関が2024年末の金価格予想を2700ドルに引き上げるなど、強気の見方が広がっている。
最新の金(ゴールド)CFD 日足チャート
30分足チャート
日足チャート
金(ゴールド)CFDについて、テクニカル分析では、単純移動平均線(10日)が右肩上がりで価格は移動平均線の上に位置し、上昇トレンドを示す。また、相場の過熱感をはかるRSIは、70近辺で推移している。
※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。
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金(ゴールド)の上昇・下落要因
上昇要因
インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。
下落要因
インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。
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